高度経済成長期まっただ中の、1970年。
図書館で本を借りようとした彼は、コピー用紙を表紙にした、粗末な本が棚の中に入っているのを見つける。
ぱらぱらとめくってみると、数十ページごとに袋とじになっている。
袋とじを開けないと、短編小説。袋
とじを開けると、長編小説になる一冊。
まとまりごとに、じわじわ袋とじを開けていく彼が手繰り寄せた結末は、思わぬものだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-13 18:31:47
3418文字
会話率:3%
ある日不審な巨大桃を拾った超人老夫婦は、桃から出てきた不審な赤ん坊を桃太郎と名付けて育てます。
超人に育てられ超人になった桃太郎は、どこかで聞いたような3匹をお供に略奪もとい平和のため旅に出ます。
最終更新:2017-05-12 21:45:57
3302文字
会話率:26%