1990年3月、茨城県常陸太田市のとある地区のニュータウンに一つの家庭が引っ越してきた。一目見ればごくごく普通の30代夫婦と2人の子供に見える家庭…しかし、その家庭がどのように異常な家庭へと変貌していくのか、それはまだ誰も知らなかった。
これは、世矢に愛されず、世矢を愛することができなかった1人のASD患者による体験談である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 20:00:00
22547文字
会話率:3%
就職氷河期世代で群馬県出身のアラフィフ退魔師五領徳業(主人公)は、世の中に対して深く絶望し、何事にも興味を持てず投げやりに生きてきたのだが、うっかり吐いた失言によって新田義貞に逆行転生させられることとなった。
前世はただ時代に流されるだけの
人生だったが、今世では徹底的に足掻いて、悔いの残らない自身の望む人生を送りたい。
そう誓った主人公は、今日も悪戦苦闘を続けるのであった。
一応、本作品では朱子学や日本教(①怨霊信仰、②言霊信仰、③ケガレ忌避)とも言うべき日本人の奥底に潜む宗教観や思想についても触れていく予定です。
なお、本作品の歴史観は、井沢元彦著『逆説の日本史』を参考にしています。
あと、南朝を悪く書いているので、南朝びいきの人には先に謝っておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-10 10:00:00
165994文字
会話率:36%