「リオ、パーティーは抜けてくれ」
"七星の魔術師"の異名を持ち、属性魔術を自在に操る高貴なる男魔術師、リオ・リュンクス。天才的な魔術制御の才能を持つ彼であったが、ある日無情にも仲間達からパーティーの追放を言い渡されてし
まう。必死に食い下がるも、非情の通達は覆らない――悲嘆に暮れるリオであったが、運命は彼を見捨てはしなかった。
手にした太刀でいかな強敵をも切り伏せる、凄腕の剣士。
治癒魔術や荷物運搬などで仲間達を支える、慈悲深き聖職者。
驚異的な弓の腕前であらゆる獲物を射抜く、美しき弓使い。
運命が遣わした新たなる頼もしい仲間達と共に、リオは今日も"ティルノア島"の冒険へと赴く。
天才魔術師が率いるパーティーによる『概ね間違った事は言っていない』冒険譚、ここに開幕!
※10/11追記・一旦完結します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-10 20:37:36
174223文字
会話率:58%
世界の中心地、迷宮魔道都市マビリンス。
そこは夢と希望、喧騒と競争の街。最高の活気に溢れる場所であった。
……で、そんな凄い都市。その発祥と発展は、とある魔導師の適当な行いの連続が原因だったりする。
最終更新:2015-05-02 01:43:37
2044文字
会話率:46%
私こと直井玖音(猫・1才・♀)は、同居(翔くん風に言えば同棲)人の直井翔桔くん(人・9才・男)と、自宅で科学の最先端が詰め込まれた光を放つ長方形の箱を暇潰しに眺めていた。平たく言うとソファーに座ってテレビ見てた。翔くんが私を抱き上げたのでさ
れるがままになり、再度私が乗れそうにもない薄型テレビに目を向けると、そこにあったのは人類の英知がたっぷりと入っている薄い箱ではなく、石の壁だった。な…何を言っているのかわからないと思うが私も何をされたのかがわからない。■これはそんな異世界トリップしてしまった、欠落した思考回路を持つ少女?と一度見聞きした事は絶対忘れない天才()少年のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-20 22:21:11
2160文字
会話率:25%