猛吹雪で真っ白な壁の先に桃源郷が見える。
しいな ここみ様主催企画「冬のホラー企画2」参加作品です。
「真冬の怪異」の「物語の中のような世界」を加筆修正した作品です。
最終更新:2024-01-15 13:00:00
1462文字
会話率:18%
北の果て大雪原で魔獣を倒した、最強剣士ランスローは決意した。
「そうだ、王都に行こう。王都に行って、あの煮込み料理を食べよう」
辺境伯に懇願されても、夢のような提案をされても、ランスローの決意は揺るがない。
全て断り、王都に向かって旅立って
いく。
ただただあの料理を食べる為に!
王都に向かう途中出会った奇妙な商人カイルの依頼を美味しい料理に釣られて受け、共に旅をしていく中、魔獣に襲われても、最強なのであっさりと乗り越えていく。
美味しい料理に釣られるうちに、やがて王都を超え、南の果て『赤き精霊の塔』まで辿り着き、赤き精霊の乙女と出会うのだが。
美味しいもの好きの最強剣士の、なかなか辿り付かない最後の旅。
カクヨムでも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 11:53:22
19005文字
会話率:24%
ある日気がつくと、俺は異世界で人間ではないものに転生していた。そして大雪原、いや雪に塗れた豪雪地帯の山で暮らしていた。日本で平凡に暮らしていたはずだったのに、これは一体どういう事なのか。身の丈十メートルにもならんとする大怪物、無敵の魔神と
も恐れられる超強力な魔物ギガンテス、それが今のこの俺だった。そこでは巨大な白銀狼フェンリルと、縁あって共に暮らすガルーダだけが俺の友だった。だが心は人間、とても人恋しかったのだが、ここへやってくる人間は俺を殺そうとする魔物の狩人たる冒険者だけだった。だがある日ついに俺と共にあってくれる人間達、二人の幼い王女達がやってきたのだった。だが彼女達は強大な敵に追われ、命からがらこの山中にまでやってきていたのだ。圧倒的にまで強大な人間の帝国に追い詰められて。そして俺の庇護を必要とする彼女達を連れての、その追手との熾烈極まる戦いの火蓋は切って落とされたのだ。
アルファポリスさんにも連載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-09 18:00:00
148028文字
会話率:21%
待って。
何で俺雪原で寝てんの?
待って。
何で俺自分の小説の中にいるの?
待って。
何でヒロインがシャーペンなの?
待って。
何でこいつ俺がパクり作家と知ってるの?
待って。
俺が主人公なの?
待って。
ペレルース=ジョーダンって誰なの
?
待って。
フ・リシャ・ペンナーなのお前?
ちょっと待って。
お願い状況を整理する時間を………
何?もう遅い?
ラスボス倒すまで帰れない?
待って、ちょっとホントに待って、俺麻婆豆腐作った鍋火にかけたままこっち来ちゃってるから!慈悲をください!せめて一瞬キッチンに帰してーーー
ーーーーー
既存のヒットラノベをほぼ真似たような作品を乱発し、ヒット作(?)を連発してきたラノベ作家、淀川乱歩。
ネット上では模倣戦士ガンサクとあだ名される彼も、本当は自分で考えたストーリーでヒット作を飛ばしてみたかった。
だが、コピー作品ばかりが売れ、肝心のオリジナル作品は見向きもされない。
どうにかして面白いオリジナルストーリーを作りたい………そう願っていた彼は、ふとした事で自分の小説の世界へ飛ばされる。
そこで待ち受けていたのは、全く身に覚えのない大雪原と雑な川端康成のパロディ、そして見るも麗しい美少女クルンテープ・マハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラアユッタヤー・マハーディロッカポップ・ノッパラッターナラーチャタニーブリーロム・ウドンラーチャニウェットマハーサターン・アモーンラピーンアワターンサティット・サッカタットティヤウィサヌカムプラシット・フ・リシャ・ペンナー二世だった。
自分の小説を自分がその世界で行動することで完結させるため、ラノベ作家は旅に出る!
最終目標は………さっさと完結させてこの世界から逃げ出すこと!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-09 21:13:20
42065文字
会話率:54%
大雪原に暮らす少年プラム。「色」に憧れを抱く真っ白な少年が出逢ったのは、これまでに見たこともない髪色の少女だった。少女に、少女の示す世界に魅せられながら歩む少年の姿を描く純情ストーリー。
最終更新:2014-07-11 22:47:58
18192文字
会話率:52%
そのゲームには最強のチームが存在した。たった6人のはずなのに、個人戦でも1,2位は常に独占し、どんなイベントであろうとトップスリーに食い込む集団。そのチームとは≪大雪原に住まう氷結龍≫。その正体は現実世界でとても仲のいい6人だった。
そんな
彼らの運命はとある日に変わってしまう
転生・奴隷・王族貴族タグがありますが、しばらくそれらは出てきません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-20 13:56:20
64551文字
会話率:45%
遥か北の『大雪原』。
黒白の世界で見つけた小さな命。
それを見つけたのは偶然か必然か。
どちらにしろ、彼が彼女に手を差し伸べた事に変わりない。
最終更新:2012-08-05 13:14:15
5058文字
会話率:4%