目が覚めた時、相原翔太は見知らぬ部屋に監禁されていた。
廃病院のようなその施設で彼を待ち受けていたのは、語るも悍ましい罠の数々。そして、同じように施設に監禁されていた無数の“犯罪者”たち。
「僕は犯罪者じゃない!!」苦しむ相原を映すように、
無機質な監視カメラは回り続ける――。
自分は何か罪を犯したのか? 自分たちを拉致した犯人の正体、そしてその目的は?日常への帰還と真実を求めて、相原は犯罪者たちと共に施設からの脱出を試みる。
―― ボ ク ハ 、 ナ ニ ヲ シ タ ―― ? (途中から読まれますと、面白さが著しく損なわれる可能性があります。初めて読まれる際には、なるべく一話目からお読み下さい。九十八章以降は特に致命的なネタバレを含みますので、予め御留意頂けると幸いです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-18 23:00:00
143630文字
会話率:19%