帝国随一の名将であり雷鳴の獅子と呼ばれる男、ロデリック・フォン・ヴェステンベルクの捕虜となったダリル・エティエンヌ・ド・ヴァレールは遅咲きのΩだった。「番」としての宿命か、それとも一人の人間としての誇りか。政治、陰謀、国家、欲望――強さと誇
りを胸に、彼らは互いの隣に立つことを選べるのか。
※BL、オメガバースです。ご注意ください。
5/2のみ18、20、22時に更新、5/3以降は毎日20時更新です。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 20:00:00
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会話率:17%