※この作品内に出る人物・街・図書館・学校・団体・書籍タイトルなどは全てフィクションです。
「東川さん、この図書館で働いてみませんか?」
東川飛鳥(あずまがわあすか)はシスコンである。
一緒に過ごしていた妹の東川晴香(あずまがわはるか)に
キモがられながら部屋を追い出された。
亡き父が遺した書斎に部屋で寝ることになった飛鳥は、自分の名前と同じ本を見つける。
十年前に父と通っていた「欅の森図書館」の貸出本だと気づいた飛鳥は本を返しに行くことにした。
図書館にたどり着くと、一人の少女と出会った。
小さな司書さんの湊恋葉(みなとこのは)は病気の母の代わりに図書館で祖母と働いていた。
頑張る少女の姿、過去の思い出、少女に妹みを感じて飛鳥は働くことを決めた。
「その代わり、俺をお兄ちゃんと呼んでくれ」
父と通った図書館。母が働いていた図書館。二人の家族と図書館から始まるヒューマンドラマ。
第1章『小さな司書さんとお話会』完結しました。
第2章は12月より連載予定!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-27 21:00:00
30768文字
会話率:47%
遥か未来、地表の9割が生ける屍に覆われた世界でも、人類から戦争がなくなることはない。防壁に囲まれた「都市」に立て篭もる人類は、空を飛行戦艦で埋め尽くし、喪われた地上に代わる新たな戦場とした。
そして、栄華を極めた旧文明の崩壊から200年余り
が過ぎた頃。
崩壊暦213年12月10日、大東亜連合を率いる大日本帝国は、六大国の一角、アメリカ連邦に対し宣戦を布告。「第二次太平洋戦争」が始まった。
東郷大将率いる帝国東方方面軍は、ハワイ基地にて、アメリカ西海岸上陸作戦たる「甲号作戦」を発動。
幾多の飛行戦艦がアメリカの空を埋め尽くす。
他方、米軍のチャールズ元帥は、艦隊総司令官として幾度も東郷大将と激突する。
勝利の女神はどちらに微笑むか。あるいは…
そして、混迷を深める国際情勢はこの戦争を機にますます狂っていく。やがて戦火は世界に飛び火していく。
これはただ正義を信じて闘った者達の物語である。
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一回1000~2000字くらいです。
不定期に、サブストーリーを、時間無視でぶちこみます。評価、レビュー、疑問、質問、誹謗、中傷、文句、等々お待ちしてます。なお、アメリカを叩くのは筆者の趣味です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-29 21:00:00
1173525文字
会話率:53%