コゼットは5歳になった時、聞いた事も無い職能<スライム使い>を貰い受ける。
スライムは片手間で駆除される程、弱い魔物。これで領にどう貢献すればいいと言うのか。
途方にくれながら眠れば、コゼットは夢の中でチヨという女性と対面する。
チ
ヨが言うには、コゼットは物語に出てくる主人公を邪魔する悪者であるらしい。
それも最後には職能を偽った罪に問われ家ごとお取り潰し、後に魔族となり、主人公達によって討ち取られると言うではないか。
コゼットは決意した。偽って取り潰されるなら、偽らなければ良いのである。このよくわからない職能を極めれば良いのだ。聞けば剣も魔法もそこそこいけるらしい。強ければ良かろうなのだ。
ここに、立ち塞がるもの全てを踏み潰し、歩いた後には何も残らぬ移動要塞令嬢が爆誕した。
これは、後に「皆殺し姫」「魔物令嬢」「ドラゴン殺し」「一人大隊」「ヘッドコレクター」等、悪名という悪名を轟かせることになる可憐な少女、コゼットの物語である。
※わりと過激になる予定です。
※悪役令嬢ものから恋愛要素を抜いて、異世界テンプレ冒険・学園ものを悪魔合体したなにかです。
※悪役令嬢ものは好きだけど恋愛要素は求めていなくて、女の子たちがきゃっきゃしてる物が読みたいよ~っていうニッチな方どうぞ。お前によし、俺によし。
※ふわふわっとした知識のもと、勢いで書いているので生暖かい目で暇つぶしに読んでもらえれば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-13 07:00:00
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会話率:41%