ゆだるような夏の暑い日、結城蒼はひとり体育館倉庫にうずくまっていた。
いわゆる女の子の日というやつだ。
しかもこんな風も通らない場所にいたおかげで頭がぼうっとしてきた。熱中症手前では……?
このままここにいたらやばいのでは…?
それは
分かっているのだが蒼には簡単には動けない理由があった。
そんな時に現れた救世主は隣のクラスのイケメン、上原くんだった。
※生理の話になります。
ヒロインがヒーローに対して生理の話をするなどの描写があります。ご不快に思われる方はお読みにならないことをおすすめします。
※熱中症と作中で言っておりますが、それはヒロインの体感のみの描写で、実際に正しい熱中症の処置などは書かれておりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-12 17:07:25
9559文字
会話率:21%