ポツンと山の奥深くにたつ一軒家。とても小さく、でも、暖かな木の温もりを感じるこの家で、たった一人で暮らす主人公 律(りつ)。毎日の何も変わりない日常を大切に、のんびり過ごす。
ほのぼの日常ストーリー。ちょっと律の生活をのぞいてみませんか?
最終更新:2024-09-07 21:37:27
5836文字
会話率:29%
高校生の僕が小さなゆうれい?妖怪?みたいな不思議な生き物と今をどう生きるか、過去とどう向き合うのか日常であり、日常でない生活を送り未来に向かって歩き出す。
多くの人とぶつかり、ぶつけ合って僕は成長していきます。
登場人物達に名前のない不思議
な物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 00:00:00
19511文字
会話率:28%
県大会トップ3に入るほど足の速い夏蝶。風を切って走り、リレーでも一番になる。そんな夏蝶と正反対に、少年・カエデは子どもの頃の交通事故で左足をひきずって歩いていた。
家に帰りたくない夏蝶は、夏休み前に図書館に入り浸るようになり、図書委員の
カエデと仲良くなる。夏蝶は、兄二人が医学部に進学している医学系の家系だが、「女の子が医者になる必要はない」という父親の言葉で、家に居場所がない。医療ミステリーや医療本を読むことだけが楽しみだったが、夏休みの間は読む本がないと悩んでいる。カエデは入院生活が長かったため、本を沢山もっていた。夏蝶は、カエデから本を借りるようになって急速に仲良くなる。
事故にあって左足をひきずっているカエデ。本来なら普通に歩けるくらいに回復するはずだったが、処置やリハビリが悪くて引きずることになった。頭がいいのに、医学部に進学させてもらえない夏蝶。現状に満足できない二人だったが、蝶のように空の向こう側に羽ばたいて行きたい=自分の夢を叶えたい、と話すようになる。
カエデは東京に行くという夢を持つようになり、夏蝶も、一緒に東京に行くと決める。
だが、夏休みの終わり。夏蝶の誕生日に公園で待ち合わせをした二人に悲劇が訪れる。カエデが、交通事故で死んだのだ。子どもがひかれそうになったところを助けようとしたという。車は子供の姿を見た瞬間にハンドルを大きく切っており、まっすぐにカエデだけを轢き殺したという。カエデは誰も救うことができず、踏みつぶされた蝶のように死んだのだ。遠くの青い空を見ることも、もうできない。秋の名前をもつカエデは、秋を迎えられなかったのだ。
高校を卒業した春。卒業式を出たその足で、夏蝶は駅に向かう。自力で二時間かけて歩くしかなかったのだ。リュックサック一個におさまった引っ越し道具。専門学校には受かったけれど、本当にうまくやれるかは分からない。そう思った時、目の前に、蝶が羽ばたいた。はっと顔を上げるが、蝶は消えてしまう。そうだ、まだこんな寒い時期に蝶がいるはずがない。夏蝶は走り始める。一瞬の風になり、あの青い空の向こう側に、羽ばたくために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 01:01:52
38263文字
会話率:52%
25歳 元格闘ゲームチャンピオン 現在はカフェのバイトをしている。
「雹野 太陽」(ひょうの たいよう)
自身が優勝した格闘ゲーム「NOISE」を引退していた。
強くなったことは良いがゲーマー名をふざ
けて「チェリーボーイ」にした事を後
悔しそのゲームから離れていた。
ある日思い立って数年ぶりにゲームセンターを訪れ、格闘ゲーム「NOISE」をプレイした。
その対戦相手は向かい側の席でプレイしていた
SSR級天然女子高生「羽森 夏蝶」(はもり ほたる)と
厨二病系男子高生「御子柴 榥」(みこしば こう)
であった。
夏蝶と榥は太陽の事に気付き、「NOISE」の大会に出たいという気待ちを明かす。
その手助けを求められた太陽は渋々引き受けた。
キャラ濃いめの奴らが描く格闘ゲーム生活折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-31 01:00:54
239文字
会話率:34%
生きている限り、失うことからは逃れられない。
生き続けている限り、1つ、また1つと失っていくことを避けられない。
自分には何もなく、全てを失ったと思える時もあるだろう。
それでもきっと、わたしには消えないたった1つのモノがある、
そ
う信じてる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-02 14:07:50
735文字
会話率:0%
何よりも真実の自由を求めた蝶。
たとえ、永遠の孤独を受け入れてでも
空を舞うことを選び続けてきた。
そのような何よりも美しく傲慢な蝶が
最期に選び取り、辿り着いた果てにあるものは…。
最終更新:2017-12-28 15:32:53
544文字
会話率:0%
優しい嘘と痛みに満ちた世界で
たとえ、永遠の孤独を受けいれてでも
真実を探し愛した一輪の花の物語。
最終更新:2017-12-28 15:26:13
502文字
会話率:0%
桜の並木道を歩くと、落ちた花びらが口唇部に付いてうるさい。
最終更新:2015-04-08 15:42:05
8750文字
会話率:40%
報われない人生に終止符を打とうと決めた「俺」の物語。
最終更新:2013-12-29 10:24:53
665文字
会話率:10%