悪逆非道な王妃(35)となってしまう元公爵令嬢のお嬢様にお仕えしていた老執事ヴィクター(54)。
彼は、突如巻き起こったクーデターのせいで、王族もろとも捕まり命を落としてしまう。
しかし、次に目が覚めたときにはなぜか時間が三十年も巻き戻っ
ていただけでなく、前世の記憶まで蘇っていた。
もしかしたら、白昼夢でも見ていたのではないかと錯覚したものの、結局は現実に起こった未来での出来事と結論づけ、行動に移す。
かくして、人生やり直しの機会を得た彼は、今度こそ失敗しないようにと、自身が仕える公爵令嬢が悪役令嬢、ひいては悪逆非道な王妃となってしまわないよう、日夜、奔走していくのであった……が。
え? あれれ?
知らない間にお嬢様に惚れられていた?
更には――
お嬢様をお守りするための力『禁じ手』に手を出そうとしたのだが……。
「バカなっ! このようなものが世に出たら、とんでもないことになりますぞ!?」
一人絶句するセバスチャ――もとい、ヴィクターだった。
★本作は執事目線でお送りする、宮廷貴族ファンタジー作品(こじらせ主従愛物語)にございます。
★お嬢様幼年期編からスタートし、青年期編へと移行していく次第にございます(予定)。
※魔導産業が飛躍的な発展を遂げた18世紀前後のヨーロッパを彷彿とさせる世界観となっておりますが、登場する歴史、用語、地名、人名、概念など、すべて実在するものとはいっさい関係ございません。ご承知おきください。
※都合によりタイトルを変更することがございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 20:03:36
192635文字
会話率:31%
17世紀に実在した血の侯爵夫人エリザベート・バートリの子孫のユリエアナ。現代に生きる彼女の周辺を取り巻く環境。その執事目線で様々な思惑が交差しています。
最終更新:2025-07-08 00:00:00
2099文字
会話率:7%
人と話すのが、苦手な公爵子息は、普段からずっと豚の剥製を被って生活する事で、自分を守っていた。ある日、裏の仕事で、座敷牢に捕らえられていた少女を助け、行き場がない少女と一緒に生活するようになる。徐々に好意をよせはじめるが、言葉が少ない彼は、
なかなか思うように彼女と心を通わせられない。
そんな様子を世話好き執事目線で見守っているお話しです。
(目の不自由な女の子がでてきます。苦手な方は、ご注意下さい。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-14 14:22:24
60459文字
会話率:23%
旦那様にないがしろにされている奥様は街の便利屋を営んでおられました。
最終更新:2021-02-19 10:42:53
5888文字
会話率:57%
「はぁ〜やっぱ美形って眼福!目の癒し〜。さーて、今日も推し決めるのに努めますか…。」
まさかの異世界転生ってね、サイコーかよ。今日も美形拝み放題だぜ。グフフフ…。
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「はぁ。今日もお嬢様は尊かった…。毎日推
しに会えるなんて、この上ない喜びだ。」
ああー!お嬢様、あんなにやけ顔して相当嬉しいことがあったに違いない。今日もまるで天使のようだ。美しい。尊い。まさに尊いの極み。そして愛らしい。お嬢様の好きな紅茶と茶菓子を持っていって差し上げよう。最強に尊き我が推しの満面の笑みを拝みに行こう。ああ、今からもう想像ができ((ry
乙女ゲーに転生しちゃった系小説に転生したお嬢様と、お嬢様の英才教育(?)により立派なヲタクになった執事の話。
お嬢様目線、執事目線の2つの目線がメインで進みます。
※お嬢様目線→○、執事目線→●
各話の前につけます
恋愛要素は限りなく薄いと思われます。
出来る限り恋愛要素を入れられるよう、がんばります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-14 23:00:00
2508文字
会話率:34%