伯爵家の長女であるカトリーヌ・ベネディクトは、父、義母、使用人のほとんどから使用人のような虐待を受ける生活。
伯爵家での味方は、亡くなったカトリーヌの母の遺産で雇われている侍女のマチルダと、執事のレイモンドだけ。
ある日、婚約者のルパート・
モンテグロが義母の娘である義妹のジェニーと楽しそうに歓談している姿を見かけ、領地に籠ろうと亡き母の実家・レゼド侯爵家を回って田園地帯のベネディクト伯爵領へと向かう。
しかしその途中、彼女が移動のために使っていた乗合馬車が事故を起こしたことを、王都に残った執事のレイモンドが知る。
そしてその事故によって、伯爵家の生活が一変する。
そしてカトリーヌの行方は…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 12:00:00
50768文字
会話率:40%
この世で今、世界中のセレブ達から最も注目されているモノ……。
つまり、『人』としての魅力を最大限に誇示できる優れた自己ステータスとは、一体何であるか?
その答えは勿論。
──万能と謳われる最強の使用人。
【超級使用人】を所
有することである。
〜〈あらすじ〉〜
現代イギリスに建つ名門校。
その名は──【超級使用人養成学園】だ。
本校は非常に難解な育成カリキュラムを取り入れていることから、現状での平均卒業倍率はなんと驚異の『0.002%』を記録中……。
進級は愚か、約半数以上の生徒達が退学か留年を選ばざるを得ない様な厳しい校風として。
世間では少しばかり有名なのである。
しかし、本年度。
そんな数年に一人しか卒業生を出さない本校にて……。
どうやら。
今年は奇跡が起きてしまったらしい。
なんと、本校の【執事学部】と【侍女学部】の両学部内よりそれぞれ一名ずつ……。
──【計二名】も同時に。
卒業を許された生徒が現れてしまったのだ。
当然、これには本国のメディアや有力貴族達も大パニック。
彼らと契約すべく。
各国から噂を聞きつけた有象無象のセレブ達。
果たして、卒業生である彼らが。
その中から『逆指名』した人物とは......?
〜『テーマはスタイリッシュ育児!?』〜
注目は最強同士の使用人達が繰り広げる熾烈を極めし目下の戦い!
ギャグ多めの甘やかし系バトルコメディ!
✳︎
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-22 06:35:45
15137文字
会話率:15%
実家が没落した元伯爵令嬢のヴィッキーは、今はコールマン男爵家の侍女をやっている。
意外と向いている侍女という仕事に、やりがいを見出していた。
主人であるエリサお嬢様の舞踏会デビューが近づいていて、毎日忙しいが充実した日々だ。
そんな時、
元執事の息子で騎士になったジェイクが、騎士爵を叙任することになったという。
かつての貴族令嬢と使用人の子という立場が逆転することに、戸惑いをおぼえるヴィッキー。
そして宮廷舞踏会の日がやって来る――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-22 06:00:00
52455文字
会話率:30%
20歳になるまでに悪魔に体を乗っ取られる――生まれつきの呪われた運命のせいで、辺境に追いやられた王女シャルロット。18歳の彼女は余命短い残りの人生を、好き勝手生きてやると固く誓っていた。
傍若無人に振舞うシャルロットのもとから、次から次へ
と使用人たちが去っていく。
そんな中、彼女の新しい執事としてあらわれたのは、容姿端麗な黒髪の青年、クロードだった。
他の者たちと違い、彼はシャルロットに対してまったく遠慮しようとしない。
とにかく寝るのが好きで、睡眠のためならどんな無茶もするという変わり者。
シャルロットはどうにかしてクロードをクビにしようと、無理難題をふっかけるのだが、クロードは超人的な能力で彼女の命令を難なくこなしてしまう。
そんな彼とのやり取りを繰り返していくうちに、シャルロットの中で何かが少しずつ変化していく。
親友を作ったり、侍女たちと仲良くしたり――。
そして何よりも、あれほど嫌っていたクロードにほのかな恋心を抱くようになる。
ところがクロードには『死神』と呼ばれた暗い過去があり……。
そして彼女たちの物語は誰も想像しなかった方向へと導かれていくのだった――。
※完結まで執筆済みです
※どんでん返しの要素あり。ハッピーエンドです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 19:00:00
144099文字
会話率:29%
重複ではない「 22作品目( 30投稿作品 ) 」です。
前作
【 ランビュサダレ大陸 2 セセンテレン大国 2 弟子の為に婚約者に扮する事になったんだけど…… 】
次作
【 アレンカルダ大陸 ライナノットの街 自称★名探偵セロッタ・
ホームスの迷宮事件簿 】
◎ 「 セロに聞いてみよう! 」の番外編です。
◎ 不定期投稿です。
気が向いたら投稿する形になります。
思い付きと気分転換で投稿するので完結は期待しないでください。
◎ 「 ♥ 」は編集済みです。( 2020.10/4 )
◎ 「 男女差別反対 」「 男尊女卑反対 」「 男女共同参画賛成 」「 夫婦別姓賛成 」「 男らしさ,女らしさ反対 」「 もっと女性を優遇しろ 」「 女性の待遇を良くしろ 」等の行き過ぎた思考が強い読者さん( 特に女性 )は、読まれない方が良いかと思います。
国王と王妃による強引な婚約を何とか破棄させる事が出来き、ゼリンネル王子の危機を救った(?)マオとセロフィート。
数日後、「 ゼリンネル王子を招待したい 」と、とある領主領を守っている領主から手紙が届いた。
婚約から解放され自由の身になり、浮かれていたゼリンネル王子は、領主の招待を独断で受けてしまう。
ゼリンネル王子を護衛する為にマオとセロフィートが同行する事になったのだった。
マオとセロフィートに守られながら無事に領主領へ入り、領主邸へ到着したゼリンネル王子,マオ,セロフィートは領主不在中の領主邸で滞在する事なった。
ゼリンネル王子,マオ,セロフィートは滞在中の領主邸にて、どんな日々を過ごす事になるのやら……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-11 22:12:09
119592文字
会話率:35%