多喜田町の公立高校に通う、藤平美香(ふじひらみか)は高校と地域との連携活動の一環で、生徒たちや地元住民の足となっている、のふた鉄道の活性化活動を思い立つ。
自治体に提案するものの、会社の経営に影響力を持っている、多喜田町は、利用者の減少か
ら廃止の意向を示し、協力する気は無いという。
自治体が協力しないなら私たちだけでも活動しよう。
「菜の花が包む美しい鉄道を私は残したい」
その一心で活動を開始する。
活動をするにつれて、同級生、沿線住民、鉄道で働く社員の方、徐々に賛同の輪が広がっていく。
地域一丸、のふた鉄道存続の方向で動いていくのかと思いきや…
数々の苦難が続くのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-24 23:39:12
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