高校でのボッチ生活を終えた芥川銀治は大学生活に突入しようとしていた。
銀治は己で決めた「銀髪美少女三原則」という規律に従い、中学高校と己を鍛え続けた。剣道、柔道、空手、合気道……、銀髪美少女を守る為に彼は努力した。しかし、彼が高校生活を
終えるまでの間、銀髪美少女に出会うことはなかった……。
まだ見ぬ銀髪美少女に出会うため、青春を延命させるために銀治は大学へと進学。
そして、大学初日、階段を上がろうとしていた矢先、ようやく彼の元に落ちてきたのだ。
白パンが――!!
誰とも付き合わないことを決めた主人公銀治と男性に対してトラウマを抱く彩芽。そんな彩芽を楽しませようとする双子であり姉である彩香……。
大学生活が始まってから出会えない日が続くも、再び三人は大学の校門で出会う。
男子学生に絡まれていた所を助け彩芽と彩香に感謝された銀治であったが、可愛すぎる彩芽と綺麗な彩香にぼっちで過ごしてきた彼が絶えられる訳もなくダメージを受ける。
途中、昔の出来事を振り返り暗くなってしまう銀治は独り暮らしということもあり、お隣さんに挨拶へ。隣に住んでいたのはまさかの彩芽と彩香。
そして、銀治のトラウマであり初恋である相手が銀治の部屋に訪れる……。早く帰って欲しい銀治であったが、圧倒的女子力に負けてしまい倒れてしまった。
銀治が起き、初恋相手との一つ屋根の下にインターホンの音……。
玄関先に待ち受けていたのは彩芽と彩香。
四人が鉢合わせになり危うく修羅場に……???
最後は彩香のバレーサークル入部を催促する先輩たちとのストーリーで、入部を断るべく助っ人に呼ばれたのが銀治であった。
先輩たちを説得するべく頑張った銀治であったが、先輩たちにあらぬ誤解を与えてしまう……。
主人公銀治と彩芽、彩香、初恋の相手も含めたすれ違いつつも惹かれ合っていく王道ラブコメ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-05 10:25:30
113050文字
会話率:55%
神が存在することは不可解であるが、神が存在しないこともまた不可解である――。
その日、夏休みを目前にした七月二十一日終業式、僕こと《二条 名木》は不可解な事故を目撃する。
どんな経緯を辿り、どんな契機によって"そう"なっ
てしまったのか。
有意義な一ヶ月になるはずだった夏休みは地獄のそれへと変貌してしまう。
冗談のような地獄。
にわかには信じ難い地獄。
絵空事のようで絵に描いたような地獄。
目を疑うような地獄。
耳を疑うような地獄。
そう、僕は日常には戻って来れなくなってしまった。
日常どころか、"人"にすら戻れなくなってしまった。
僕は。
僕は。
不運にも"神"へと成り上がってしまったのである。
『神が人を創造したのなら、人は神を創造した』
神が人なのか、或いは人が神なのか――。
果たして僕は"日常"に、"人間"に戻ることができるのだろうか――。
《さぁ、僕の神話を始めよう――》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-15 01:25:12
57075文字
会話率:28%