“ズケズケ私の心に土足で入り込んで来たくせに! ここに来て、突然! やめるって何よ!”
最終更新:2023-09-13 03:00:00
1385文字
会話率:67%
三歳という幼いアリエル・ミダデスは聖女の力がない事が理由で一度公爵家から捨てられた。
理由としては、元々アリエルは公爵令嬢として生まれたが父がアリエルが生まれて間もなく亡くなり、母も父を失ったか悲しみを抱いている中、その心の隙間に土足で入
り込んできた義父は公爵家に入りこんで再婚し聖女の力を持ったソフィアを出産する。
アリエルが三歳のになった時に母も亡くなり、公爵家には義父とソフィアが権力を行使するようになった。
その結果……聖女の力を持たないアリエルは公爵家を追い出されるように切り捨てられたのだ。
幸いにもパロムおばさんに拾われてスラム街で超極貧生活ながらもすくすくアリエルは育っていく。
アリエルが18歳を迎えたある日、アリエルには聖女の力が封印されている事を知った義父は聖女の力があるのか確かめたいとアリエルを公爵家に呼び戻す。
これでアリエルに幸せな生活が訪れるかと思われたが……現実はそんなに甘くなかった。
アリエルの力は封印されたままで、公爵家では酷い扱いを受ける日々を過ごすことになる。
ソフィアからは陰湿ないじめ、義父からは強姦未遂……毎日涙を流す日々を過ごしていたある日、邪魔になったアリエルを伯爵家に押し付ける為にアリエルは伯爵家に嫁ぐことになる。
嫁ぎ先の伯爵家の嫡男リオラルド・グランベルズからは公爵家の生活とは真逆のとても良い待遇で迎えられる。
上機嫌なアリエルだったが、リオラルドの元へ公爵家からアリエル暗殺の指令が届く……。
一度命を失った事がキッカケで封印された聖女の力が解放されたアリエルが、悪役令嬢になり切って公爵家へ舞い戻る。
この物語は、悪評高い公爵家を断罪して公爵家を良い方向へと変えて素敵な男性と出会っていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-01 13:17:19
49423文字
会話率:48%
「お母さんって本当にうるさい! いつまでも子供じゃないんだからほっといてよ!」
会社の事務員として働く堂島美月(どうじまみつき)は、離れて暮らしていた母の突然の訪問に愕然とする。せっかくの四連休がつぶれてしまう! 美月はうんざりとした気
分だった。
母はうるさい、過干渉でお節介で、とにかくデリカシーもプライバシーもない。どんなことにだって土足で入り込んでくるし、とにかく一言で言うならうっとうしいのだ。
そんな母が家にいるなんて冗談じゃない、早いところ帰ってもらわないと。……ん? あれ? そういえば……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-18 08:05:35
7260文字
会話率:36%