両親を亡くし、つつましくも明るく暮らす娘コレット。ある日仕事で城に向かう途中、黒衣の立派な騎士に粗相をしてしまう。
そのお方は、とても恐ろしいと評判の国王陛下で……。
罰を受けると覚悟して震えるコレットは、陛下からとんでもない言葉をかけられ
た。
「この国の王妃になってくれ」
「はい!?」
まさかの、プロポーズ??
だがそれは偽の王妃となるというもので、陰謀と策略が渦巻く城での生活の始まりだった。
素朴な牧場娘と、狼と呼ばれる騎士王の物語です。
*他サイトにも掲載していますが、ちょこちょこ直しながら更新していきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-10 20:00:00
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会話率:38%