「その力は僕のためだけに使い。」ー
レトロな街並みの平安時代。喫茶やバーが並ぶ花の都に住む貴族、一条清麻呂はとある自殺現場に遭遇してしまった。
それはなんとこの都で有名な陰陽師「桃木」の天才女陰陽師だった。
自殺の理由を聞けば、お家問
題のせいで追い出されたと言う。
まだ妖や呪術が蔓延るこの平安。
清麻呂は自身の国取り計画のために「桃木」の名を捨て「一条椿」として生きろとこの陰陽師を仲間に引き入れた。
清麻呂が国取りを目論む理由は何か。2人の進む道は正しいのだろうか。
飄々とした貴族、一条清麻呂と拾われた陰陽師、一条椿の平安国取り計画。始まり始まり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 22:38:29
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会話率:52%