ブラック営業に身を捧げる男・ミツイ(26)。
学生時代はIQ130の天才だったが、周囲に馴染めず、Fラン大学へ進学。就活ではどこからも相手にされず、気づけばウォーターサーバーの訪問販売をする日々を送っていた。
日本の水道水は世界トップクラ
スに安全。
そんな事実を知りながら、不要なものを必要に見せかけて売るのが営業という仕事。
「バカどもを操るのは、意外と楽しい。」
持ち前の頭の回転の速さを活かし、ミツイは「感情」を操る営業術を極めていく。
今日も専業主婦をターゲットに不安を煽り、損得勘定を揺さぶり、売りつける。
しかし、そんな冴えない日々を送るミツイに、ある日異世界転生という運命の転機が訪れる——!
「俺の営業スキル、異世界なら無敵なんじゃね?」
ブラック営業で学んだ人心掌握術を武器に、
周囲の勘違いと誤解と歪んだ持ち上げで成り上がる、異世界営業ファンタジー、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 01:28:34
224554文字
会話率:32%
新木祐介は人気Vtuberを多く抱える事務所で、マネージャーをしていた。
入社して3年、祐介は人気Vtuberの楠木くるみを育てあげた。
そんな新木のことを皆はこう称賛した。
“影の天才“と。
しかし、その手柄は上司に横取りされ会
社で孤立してしまう。
ある日、会社から解雇通知が届いた。
武器はただ一つの武器は“人脈“である。
ただ、この武器は大きな欠点があった。
それは、他人にはなかなか理解してもらえないということ。
これは、今まで築いた人脈と持ち前の営業術で新たな無名Vtuberを業界トップに導く物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 12:02:00
24725文字
会話率:49%
我が(株)桂木マテリアルは偶然にも異世界転移装置を開発する。ワンマン社長は莫大な富を独占するべく、政府に内緒で特別調査開発部を設立。それから二年後、営業から移動させられた俺は、調査員として異世界へと送り込まれることなった。受けた命令は「なん
でもいいから金のなる木をさがしてこい」。だが、早く帰りたい気持ちとは裏腹に、俺の名は異世界で広まり始め、次々に面倒ごとに巻き込まれるはめに。
「おたく、サラリーマンって賢者だよね?」「いえ、違います」「スーツって奴を着てるじゃないか」「これはスーツじゃありません」「知り合いから、顔つきの名刺もらったんだ」「ちくしょう」
これは面倒ごとを嫌う男が、いかに高給を受け取りながら、ブラック業務から逃げられるかを必死で模索する異世界業務物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-17 10:00:00
80122文字
会話率:38%