リュートは固有職業である『跳躍者』でありながら、荷物持ちとして活動する無能だった。
「リュート……君には今、この時でこのパーティを抜けてもらう」
とある事情からレベルを上げる事もできないリュートは、ある日パーティから追放されてしまう
。
それでも子供のころからの夢である大迷宮の攻略のため、冒険者になる事を誓うリュートの前に、あの女が現れる。
「私は、貴方を鍛え上げて、最強の冒険者にして見せる、なぜなら私は……追放からのざまぁ展開が死ぬほど好きだからよ!」
そう宣言した『黄昏の魔女』、トワにより、『跳躍者』リュートの苦難が始まる。
「いや、俺別に追放されたこと全然恨んでないんだけど……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-03 18:49:14
7797文字
会話率:38%
僕たちは同じ景色を見ていた。でも、僕たちは違う景色を見ていた。
最終更新:2020-10-09 23:30:27
556文字
会話率:0%
「死ね」
中学入学当初から、中島ケイはいじめを受けていた。
いじめの主犯だった男に殺されたケイは、黒く、暗い世界に飛ばされる。
そこには、幼馴染だった、少女がいた。
「君には今、二つの選択肢がある。一つはこのまま死ぬこと。もうひとつは、
一つだけ願いを叶えて、生き返ること」
これは、不条理に抗う、強き少年の物語。
「僕は何度でも繰り返す」
そう、ただ、繰り返す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-30 19:03:31
2809文字
会話率:40%