「移転先で固有スキルを身につけ、元の世界に戻ること」
せまりくる魔王、そしてモンスターからこの世を救うため、国からの使命を受けて旅立ち、ようやく目的を果たして戻ったパーティ。
今後の活躍が期待されたが、メンバーであるアレクは、身につけた
固有スキルの【空気】が消えてしまった。
そもそも消えた固有スキルの【空気】自体、一時的に気配が消せるだけで、もともと戦闘で役立つとは思われていない。
しかも貴族だらけのパーティの中で、たった一人、平民だったアレク。
国王だけではなく、共に戦ってきた貴族だらけのメンバーからも厳しくののしられ、アレクはパーティーから追放される。
だが、固有スキル【空気】は、隠れた最強の機能を持っていた……。
全部で29あるという固有スキルを全て覚えるため、別の転移世界を姫三姉妹と共に旅し、そこでの敵や、なぜか現れる元パーティ・メンバーたちにも無双しつつ、強大な力を持つ魔王から、この世界を救おうとする物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-11 10:46:15
31105文字
会話率:24%
天上に住む神々が地上に降り、冒険者に加護を与えて【アステル】と呼ばれるパーティーを組む世界。
ウィンは刃の神ザンギルが率いる【アステル】の一員であった。しかしウィンの持つスキル、他者のステータスオープンは外れスキルと馬鹿にされ続ける。
それでもみんなの役に立ちたかったウィンは数多くの下級スキルを覚え、ステータスオープンで得た情報で助言を行っていた。
だがザンギルをはじめとするメンバーたちは、【アステル】ランキングさえ上がればいいと言う考えの持ち主ばかり。近隣への被害など考えない作戦ばかり立案決行するので、ウィンは村人たちの避難誘導などを行って影ながらフォローをしていた。
そんなウィンに投げかけられる言葉は「戦闘に参加しない卑怯者」。ついにはザンギルから「人数合わせでいれていただけだ」とクビを宣言されてしまう。
一人冒険者を続けるウィンは、同じくハズレ扱いをされていた女神ミスラと出会う。
ミスラの加護は【好奇心】。二人が【アステル】を組んだ時、ウィンのスキル他者のステータスオープンは、なんでもステータスオープンへと覚醒。他者の能力だけでなく保有スキル、弱点属性、さらに人物説明まで見られるようになったのだ。
しかもステータスオープンできる対象は道具やスキルにまで広がり、ウィンは世界で唯一の合体スキル使いとなる。
一方ウィンの抜けたザンギルたちは、敵の能力が見抜けずクエスト失敗を重ねた上、他者への損害がひどすぎるとランキングポイントをはく奪されてしまう。
今さら戻って来いと言われても、【アステル】のランキング争いの陰で泣く弱い人達を助けると決めたので、もう戻る気なんてさらさら無い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-19 20:22:26
115573文字
会話率:46%
最弱モンスターたちが徐々に強くなるお話。
とあるダンジョンで強さに憧れる二匹のモンスターたちが力を得るためにえらんだ方法とは?
最終更新:2014-02-14 18:55:57
3985文字
会話率:86%