凛風は南桂国の第三王女だった。
しかし、六歳の時に王の側近が起こしたクーデターにより凛風は自国から遠い異国へと追い出されることになった。
異国の地で、凛風は孤児のリンとして生きることになる。そして、成人したリンは王宮で雑用係として働くことに
なった。リンは、ただの雑用係らしく月並みで平凡であり触れた人生を送ろうとしていた。だが、城の掃除中に王女と偶然遭遇したことからリンの人生計画は狂い始めていく。
これは、平凡(?)な主人公が国と国の大きな話に巻き込まれておたおたしたり取り乱したりパニックになったりするお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-17 22:59:22
48595文字
会話率:51%