両替機にはとても大好きな女の子がいた。
幼い頃に結婚の約束をした女の子にお付き合いのオーケーを貰えるように今日も元気に告白する。
ところが幼馴染の女の子とは別に、幼い頃に結婚の約束をした女の子が現れる。
顔も名前も一緒の、けれど双子じゃない
他人同士の二人の女の子。
今惚れている女の子と、過去に好きだった女の子が実は同一ではないという状況で。
けれども両替機の恋は止まらない!
けど片方を可愛いと思うことは、もう片方も可愛いと認めることに相違なく!
そんな二重に織りなす恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-21 17:30:25
91060文字
会話率:69%
なんとなく考え方が似てる
なんとなくタイミングが合う
趣味とか
趣向とか
好きとか
嫌いとか
細かく挙げていけば
違うことなんて
いくらでも見つかる
でも、なんとなく、
一緒、なんだよね
最終更新:2022-11-19 07:00:00
319文字
会話率:0%
空はもうすでに真っ暗になっている。
夜空には宝石を散りばめたかのように星が光り輝いている。
普段ならば、静かな夜の時間を自身の部屋でゆっくりと過ごしているんだけどね。
今日の僕の部屋は賑やかな客人がいる。いや、招き入れていないから客
人と言えないかもしれないけどね?
まぁ呼び名が分からないから客人としておこうかな。
「今日は如何でしたか?楽しかったですか?楽しかったでしょう?私は楽しかったです!!学園には様々な楽しいことがあるんですよ!私も何度、クロッカス様達と学園生活を送りたいと妄想したことか!通っているうちはつまらないと思うかもしれませんが、大人になってから楽しかったと思い出される時間なんです!!」
僕は招き入れていないその客人と2人きりで僕の部屋にいた。そして、熱く語られている。
目の前で僕に熱く語っているのは僕の姿をした何かだ。
僕の姿でドヤ顔をし、嬉しそうに瞳を輝かせながら話す姿は凄く新鮮だね。
僕はあまり表情を作るのが得意じゃない。でも、僕の姿でもあんな表情出来るものなんだね。
さて。
僕の姿をしている誰かが一体何者なのか。
僕には弟がいるけど、双子じゃないし、ここまでそっくりじゃない。
目の前にいる僕は背も見目も声も全てが僕と一緒。違うのは中身だけかな。
僕は目の前にいる客人の正体を未だに知らない。
仮説や推測は出来るけど。とはいえ、真実は分からないし、目的も分からないまま。
まぁ緊急性はなさそうだから様子を見ているんだけどね?
僕は比較的、賢い子供であると思っていた。
大抵の事はいとも簡単に人並み以上に出来てしまうからね。
何だけど。
今の状況はいまいち理解出来ないままだ。
ーーー何で僕は猫になってしまっているんだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-08 16:47:15
112655文字
会話率:24%
《彼女と私は双子ではありません》の白雪目線
なぜ白雪が初雪を貶めようとするのか。
白雪がなにを考えながら行動しているかという話です。
※あまり気分のいい話ではないです。
※先に《彼女と私は双子ではありません》を読むことを進めます。話が分か
らなくなる可能性があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-01 14:34:44
2726文字
会話率:8%
高校に入学して1年が過ぎようとしていたある日、カフェテリアでお昼ご飯を食べようとしていた初雪(はつゆき)はなんか知らないが学園の人気者たちと妹の白雪(しらゆき)が目の前立ち塞がっていた。
※恋愛要素はうすいです
※ざまぁはありません
最終更新:2018-04-29 17:25:24
3661文字
会話率:34%