田中さんは3-A、つまり文京北高校の中でも成績優秀者が集まるクラスに三年連続所属し続け、その中でも学年トップの成績を収め続けたエリートだ。
私はそんな田中さんの事が好きではなかった。嫌いとまではいかないけれど、仲良くしたいとは思わない。
だ
から、顔も知らない赤の他人の様にすれ違う。
はずだったが、とあるきっかけにより、ベールに包まれた田中さんの闇を覗いてしまうことになる。
彼女の本当の気持ちを知った私は……
これは誰にでもある嫉妬と友情未満の感情と、余計なおせっかいと、後悔のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-10 19:00:00
3899文字
会話率:28%
生まれ付き『色』が抜け落ちた少女、アオイ。才能も、容姿も、何もかもに恵まれていながら、ただそれだけが彼女には無かった。たった、それだけだった。
『普通の人』からの悪意に耐えかねて、一人ぼっちの中に引きこもっていた彼女。しかし、ある初夏の日。
転機が訪れることになる。
「君と、友達になりたい」
少年めいた彼の言葉。それが、全ての始まりだった。
この作品はカクヨム・pixivにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-07 00:00:03
98086文字
会話率:54%
「俺、異世界の救世主に選ばれたんだ」
唐突に、神妙な顔してそんなことを告白してきたヒロキを、私はぶん殴った。
最終更新:2020-05-10 21:11:33
2857文字
会話率:3%
ある高校一年生たちの、ある夏の話。知り合い以上友情未満の生温い日々。
最終更新:2014-08-23 13:02:20
8156文字
会話率:53%
「この書き出し/締めいかがですか その壱」【 一緒に行こうよ 】 少女の淡々とした、時々鬱々とした独白文。リリカルを目指して失敗した。心情を綴る、とあったので、「アレ? いつもと変わらなくね?」と思ったのだが。胸が締め付けられるような切な
さを超えた深い感動という記述があった「感動ってなあに、ソレって美味しいの?」無理だ……弟が語尾に「なのだよ」付けて笑わしてくるんだよ。でもうちの弟はツンデレ眼鏡じゃなくてツンギレ眼鏡だけど。いやいつもなら感動もの書けるみたいな言い方してすみません俺に感動ものなんて逆立ちしたって無理でした|(土下座)。幸福論を聴きながらひたすら優しい話になれと書いたので、そうなってたら成功って事で←折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-03 23:55:03
997文字
会話率:4%
幼女は決意をその小さな胸に、父の制止を振りはらって家を飛び出す。
自分の本当の想いに気付くには、幼女はまだ幼すぎた…。
幼女だから恋愛未満、友情未満。ならなぜ恋愛ジャンルにしたのか、それは幼女ジャンルが存在しないからです…。
最終更新:2013-10-06 19:54:29
3578文字
会話率:43%