ゴーストのホムラは、百年間、記憶を失ったまま世界を放浪していた。
そんなある日、ホムラはシャイレンドラという女占い師を助ける。すると、シャイレンドラはホムラのことを運命の伴侶といい、占いにより余命が1年であることを告げる。
そこで、
ホムラは占いが絶対でないことを証明するため、1年間シャイレンドラを守ることを決意する。
その後、ホムラたちはレイバッハ王国に向かう。
そのレイバッハ王国では、現在王位争奪戦の最中にあり、その勝負内容は「もっとも優れた占い師を連れてきた者を、時期国王とする」というものだった。
そしてシャイレンドラは、第2王子が推薦する占い師として、その勝負に臨むことになる。だが、その最中、第1王子に占い道具である「精霊の宝玉」を盗まれてしまったことで、占いができなくなってしまう。
そこでホムラは、一計を案じて……。
これは、レイバッハ王国の王位争奪戦に巻き込まれた占い師たちと、その運命の伴侶の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-26 07:00:00
104480文字
会話率:53%