青春×異世界×現実世界×争奪戦×BL
異世界を統べる化物の長たちの「大罪」、
現実世界を魔法で守る自衛団の「協会」、
両者から私的目的で情報を得る「機関」、
三つ巴風味ほのぼの異世界交流物語
戦闘能力皆無。綺麗だったり汚かったりする角も翼
もなければ、化物っぽい赤い目もない。ましてや魔法なんかも使えない。あるとすれば一日中起きていられる、それだけ──つまり笠井蓮はとても化物らしくない、化物と人間のハーフ、らしい。
蓮の日常は母の逝去を境に大きく変わった。化物の世界を調べるアルバイトに従事し、美青年(淫魔)と同居する生活を強いられて一年が経とうとしている。
見えない異世界に慣れてしまった蓮は、それでも高校生としての「青春」を求めている……が、果たして現実は易々と「青い春」を与えてくれるのだろうか。
注:同性の過度な接触のある回については「×」と表記してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-15 15:52:52
54055文字
会話率:17%
舞台は2123年。
―――――――祝・人類は進化をしました!!
2012年に予言された世界滅亡。それは、『第4の遺伝子』をもった子供の誕生によりなる。と、伝えられてきた。しかし、事実世界滅亡など起こらずに、人々は安寧のなかに生きて
いた。
しかし、近年。豊かな国とされていた日本の治安が崩れ始め、革命団などというバカげた団体ができ始めていた。
数年の研究の成果によって『第4の遺伝子』をもって生まれた少年、笹原 咲人は、なにも知らずに人間として生活していた。
しかし、咲人が中学のころ、友達と殴り合いのケンカをしてしまう。そのとき、咲人の中の『化物』が目を覚ます。
異常な人間として、科学者たちの研究所に収容された咲人は、拷問に等しい処置を施され、ついには命の危険を感じ、科学者たちを次々と殺し、研究所を脱走する。だが、咲人の居場所はすでになくなっていた。
自暴自棄にはしる咲人に、革命団は彼に手を差し伸べた。
「―――――――――人間に、復讐をしよう」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-28 16:37:14
861文字
会話率:10%