ある日突然に愛媛から見知らぬ世界へと飛び込んでしまった瀬戸口少年、辿り着いた先は、太陽が東に沈み、月が2つある世界だった。魔法使いと騎士が存在し、科学と魔術の共存する世界では、大国同士がいがみあっているし国内には悪徳大臣がおるしで中々にヘビ
ーな状況。瀬戸口少年は叫ぶ。
「ステーキ4皿、よろこんでぇ!」
政治はお偉いさんに任せよう、平和主義者に戦争は酷。俺は静かに暮らしたいのだ。東に赤面無口な料理人がいれば、行ってギャルソンになってやり、西に軽薄小悪魔ナイトがいれば、なんでやねんとつっこみを入れる。南に苦労性な堅物隊長が入れば「いや、あなた、ぶっちゃけそういう星に生まれたんですよ、諦めなさい」と慰めにもならない言葉を吐く。
異世界=異文化コミュニケーションの難しさに右往左往しつつ、捕まったり、蹴られたり、笑われたり、突然言葉が通じなくなったり。困難を乗り越えた先にあるのは、死か、栄光か。
「ごめん、牛肉、無い」
「イエッサー、ひとっ走りして買ってきます!」
長文あらすじは趣味の内、オチもストーリーもないので恐らくグダグダでありましょうが、楽しんで下されば欣喜雀躍雨あられ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-23 20:20:07
21279文字
会話率:55%