新婚初夜に愛することはできないと告げられたアリス。
ずっと憧れていたアルフレッド様に愛されない日々が続く。気分転換で立ち寄った魔女の店で「惚れ薬入りのクッキー」を手に入れる。更に、結婚して初めてお茶をすることに。
(きっと食べさせなかった
ことを後悔すると思う……!)
アリスが惚れ薬のクッキーを食べさせてから、溺愛の日々が始まった。
「アリス、食べて」
「かわいい」
「アリスを補充させてほしい」
ある日、男爵令嬢が第二王子に怪しいクッキーを食べさせて骨抜きにしていると噂を聞いてしまった。
焦ったアリスは、アルフレッド様に離縁を申し出て……。
二人の夫婦生活の行方は。
寡黙な旦那様が一途な奥様を溺愛する甘々ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-21 13:30:44
20312文字
会話率:57%
男爵令嬢のクリステルは、神殿で聖女判定をしたときに前世の記憶を思い出した。
憧れの悪役に生まれ変わりたかったけど、空きがないからと、聖女として転生したことも。
それじゃあ運命を切り開いて悪役として生きていくわ!と決意する。
キャラ攻略が進
んで家を出ると母が死ぬことも思い出し、悪女に恋愛は不要と、攻略キャラと恋愛するつもりは全くなかった。
でも、大好きなお兄様(実は血がつながっていない)も攻略キャラだけど、超難関ルートで前世でクリアしたことがなかったため、今のまま仲良くしていても問題ないと考える。
ところが、鬼畜な難度のゲーム世界にもかかわらず、傍若無人に頑張れば頑張るほど、なぜか聖女としての評価が上がってしまい…?
「だって、ずっと憧れだったんです。お兄様と一緒に学院に通うことが。だから、入学した今日一緒に帰ることも、絶対叶えたいことの一つだったんです」
お兄様大好きなクリステルと、そんな妹に翻弄されて篭絡されていくお兄様のお話。
※他サイトにも掲載中
※2023年7月10日改稿
<誤字脱字報告ありがとうございました!>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-12 19:01:36
242516文字
会話率:34%
令嬢アンナは植物学者のシェンブロ公爵エヴァンと結婚した。厳格な夫は無口な学者気質であり、アンナは話が合わず困り果てていた。アンナは夫との交流は諦め、趣味である少女小説を読み耽る日々を送ることに決める。そんな妻の趣味に無関心を装う夫だったが、
彼の裏の顔は誰もが知る大人気少女小説家だった。
ある時、書籍の売れ行きが下がったエヴァンは編集者に女心を理解するよう勧められる。そこで彼は妻にあらゆることを試し、反応を観察することにした。いきなり急接近して来た夫にアンナは動揺を隠し切れず──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-14 07:29:48
72019文字
会話率:54%
エーデルシュタイン子爵家は、宝石の妖精の血を継ぐ家系。
その中でクシェルは、宝石の妖精が持つとされる『主人の不幸を背負い幸福を分け与える』力を持たず、また黒髪黒目という価値の低い色を持って生まれた娘だった。
そんな彼女の嫁ぎ先にと決められた
のは、エルツ家。
エーデルシュタイン家の娘として価値がないクシェルは、幸せになど決してなれない、はずだった。
なのにエルツ家はクシェルを暖かく迎えてくれるし、当主であるイェレミアスもとても優しい。
(私は石ころなのに……幸せになっても、いいの?)
これは不幸な生い立ちの少女が、嫁ぎ先の人たちの優しさに触れて幸福を知っていくお話。
※アルファポリスにも投稿しています
(先行はなろうです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-06 19:00:00
131241文字
会話率:36%
国王陛下のルシアン様。
文武両道。眉目秀麗。博学多才。品行方正……賛辞の言葉がつきることがないほど素晴らしいお方です。わたしは光栄な事にそんな陛下のお茶入れ侍女を担当させていただいています。
無表情ですが美人で優しい親友にも恵まれ、世界一幸
せなのではないかと常々おもっております。
こんなに幸せなのも偏に陛下のおかげ。ですから、陛下のためならば何だっていたしますよ!
「リディアナ・コトル。私と結婚してくれませんか」
「ええ、勿論です陛下! 陛下の恋のお手伝い全力でいたしますからね!」
勘違い侍女とヘタレな陛下の不憫で空回りな恋模様。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-03 19:00:00
73723文字
会話率:40%