灘木優、会社員、既婚、子なし、27歳。
平日昼間に忘れ物を取りに家に帰ったら、体調不良で休んでたはずの旦那がうちの会社のゆるふわ肉食系女子と浮気してました。
何故かこっちが責められて『出て行け』とか言われたけど、このアパート家賃払ってるの私
だから出て行くのはそっちだよね。
…とか言ってるうちに気が付いたら全員まとめて見知らぬ石造りの部屋に飛ばされ、ファンタジーな服装のご老人に、旦那は『勇者()』、浮気相手は『セイジョ』、私は『主婦』と判定されました。
「よう、主婦。お前が頭を下げて『誠心誠意勇者様のために尽くします』と誓うなら、養ってやらんこともないぞ」
「お断りします」
有り得ない状況だけど、これはチャンス。
不良債権は悦に入ってる間に他人に押し付けるに限る。
──そんなこんなで始まる、ネコ好き・童顔・毒舌アラサー『主婦』の異世界ライフ。
主婦だからって、大人しく家に収まってるモンだと思うなよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 13:00:00
557662文字
会話率:41%
極普通の平穏な日々。それは、一瞬で崩壊することになる。
教室で理科の授業を受けていた彼らは、突如床に浮かび上がった謎の模様によって異世界へと転移した。
目を開ければそこは知らない場所で、王国の重鎮たちから自分たち召喚者は人族を救う勇者だと教
えられる。
魔族たちの残虐な行いを聞いた彼らは、魔族を討ち滅ぼし、魔王を倒して世界を救うことを決意する────
なんてことはなく、「悪を倒して世界救うとか何それつまんね」な感性の持ち主である彼らは、仲間を騙し、王国を欺き、盗賊に襲われた金持ちそうなヒロイン()を助け、魔物に襲われた村を(大量の報酬と引き換えに)救い、受付のお姉さんを誑かし、盗賊のアジトを滅ぼし、挙げ句の果てには「魔王側につくのもありじゃね」などと言い出す。
このお話は、どこまでもゲスでクズで人間性の欠片もないDKたちが面白おかしく(自分たちだけ)異世界生活を謳歌する物語である。
*最初の数話は主人公視点ではありません。あくまで主人公たちはゲスです。ゲスなのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-03 00:29:03
87506文字
会話率:38%
小さい方が好きと言いながら、本当は大きい方が好きなのだろう?
最終更新:2017-08-26 06:54:00
3122文字
会話率:44%