「お前が最強の召喚獣か」
「はぁ?何言ってんの、このイケメン。顔はいいくせに頭は残念なの?」
水野あづさ会社員、23歳。明日も会社だから寝苦しい夜をどうやって寝ようか算段していたら、気が付けば魔物の山の前におりました。──召喚獣として。
「何でも良い、早くあの魔物等を葬り去れ!」
「あほかー!こちとら平凡な乙女なの!あんなもの倒せるわけないでしょ!私は召喚獣なんかじゃなーい!」
呼び出したのは、ラヴァーン国第二王子にして近衛騎士団長、ライド。七光りじゃなくて、実力なんだそうな。
「って、それだったら余計にあんたが特攻かければいいでしょ、その無駄に立派な筋肉使って」
「無駄ではないわ!」
そんな話ですが、異世界行きっぱなしではありません。半分現代、半分異世界です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-25 22:00:00
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会話率:39%