魔術学校に通うエリカ。
通信具を使った、クラスメイト(男)の執拗なメッセージ攻撃に悩まされていた。
心身共に限界を迎え、ついに直接訴えるが……
誰もエリカを信じてくれなくて?
最終更新:2025-05-24 23:22:06
5362文字
会話率:43%
学園祭を前日に控えたとある私立高校。
一年A組に所属する千葉時貞は、級友であり剣道同好会の仲間でもある桐生紫を誘い、放課後にクラス展示の準備をしていた。
「学園祭が終わったらここで待ってて。あなたに、どうしても伝えたいことがあるの」
時貞と紫は青春らしい思わせぶりな約束を交わすが、突如教室に闖入した通り魔に襲われ、二人は重傷を負ってしまう。犯人はすぐ逮捕され、時貞も退院して復学するが、彼を待っていたのは不幸な被害者への心配ではなく、噂の変質による「紫を襲った人殺し」という加害者扱いと、生徒達による苛烈な報復であった。その虐めは隣の中学校に通う妹にまで及び、それを契機に、時貞は妹と共に、父の故郷へ引っ越し、別の学校に編入学をすることとなる。
新天地では、不良に絡まれていたところを助けた同じクラスの女子から、友達になってくれと頼まれたり、部員不足に困る男子剣道部のため、助っ人として入部したり――時貞は新たな学校生活に明確な手応えを感じていたのだが……。
人間不信に陥った少年が、過去の心的外傷を克服し、失った青春を取り戻すまでの苦悩と成長の物語。
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※この物語は作者の妄想に基づく完全なるフィクションです。登場する団体、地名、氏名その他に於いて万一符合する事があったとしても、それは創作上の偶然である事をお断りします。
※失敗作。詳細は活動日報をご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-04 21:33:52
116879文字
会話率:52%