ハイデガー著「ニーチェⅠ、Ⅱ」細谷貞雄 監訳(平凡社) の読書感想文
です。ここでは、ニーチェの以下の箴言を紹介します。
「私は何ぴとをも哲学へ勧説しようと思わない。哲学者とは《変わり種
》だということは必然なのであり、またおそらく望ましい
ことなのだ。
セネカとかキケロにみられるような、哲学の教訓的礼賛ほど、私の嫌気
をそそるものはない。哲学は徳性とはほとんど無関係である。あえて言
わせてもらえば、学問的人間というものも、哲学者とは根本からちがっ
た者である。――私の願うことは、哲学者というものの真正な概念がド
イツですっかり絶滅してしまわないように、ということである」
【《力への意志》420番】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-30 14:33:41
10637文字
会話率:5%
ドイツの産んだ哲学者『フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ』の著書『善悪の彼岸』『第四篇』を自由ヶ丘利人と二階堂千恵が読み説いて行く――『学ぶ系会話劇』を目指しております。
所謂『哲学』を題材に扱っておりますが、難解にするつもりはないの
で気軽にお読みください。その代わり、十分な理解の助けになるかどうかもわかりませんが……。
※ 安藤ナツは別に哲学を専攻していたわけでもなんでもありません。
間違いも書けば、勘違いもします。
ちょっと賑やかなメモ帳程度の気持ちで見て貰えれば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-06 21:05:53
451334文字
会話率:94%
ニーチェの根本思想 (極私的ニーチェ論)
キーワード:
最終更新:2015-04-19 20:28:20
11875文字
会話率:5%