治癒師の見習いとして学院に通うレティシアはある日ボロボロの魔道士を拾う。介抱しているうちに魔導士もレティシアと同じく珍しい魔力型をしていることがわかり意気投合。一緒にご飯を食べたり、買い物をしたり、買本を読んだり、笑ったり、…泣いたり。いい
なと思いながらも言い出せなくてモヤモヤしていたら、気づいた時には逃げられなくなっていた。「じゅ、呪輪って…」「呪いの指輪だよ。奴隷契約」「私、奴隷になったの…?」
「逆だよ。主人になったんだ。
この国最高峰の魔導士である奴隷のね」
気づいたらとんでもない底無し沼にハマってて抜け出せなくなった少女の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-05 23:09:08
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会話率:37%