辺境貴族の三男・ライフはある日、ラノベ作家志望だった前世を思い出す。
記憶を取り戻したことで無性に小説が書きたくなったライフだが、転生後の世界は紙や本が貴重だった。
それでも羊皮紙の切れ端を使い、渾身の異世界ファンタジー小説を書き上げるが、
友人たちからは『リアリティが足りない』とバカにされてしまう。
ファンタジー世界での『リアリティ』を求め、ライフは魔法や剣技を学び、ダンジョン攻略に身を投じていく。
その中で、ライフは類まれな才能を開花させ、宮廷魔術師や騎士団への入団を勧められるが、彼は小説家になることしか頭にない。
はたして、ライフは異世界で満足のいくファンタジー小説を書くことができるのか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 23:11:29
63387文字
会話率:39%