刀剣マニアの私、名刀・二王清綱を見るために、岐阜県立博物館に行った。
二王清綱は、新撰組局長・近藤勇の首を切り落とした刀、刀と言っても脇差、新撰組局長・近藤勇の介錯人・横倉喜三次は、脇差で新撰組局長・近藤勇の首を切り落としたのだ。
それに、
赤報隊・隊長・相楽総三の介錯もしている。
二王清綱を目前にしながら、新撰組局長・近藤勇の首を切り落とした横倉喜三次に浪漫を感じる私、脇差で首を切り落とした腕に浪漫を感じるのか、それとも、歴史の影に埋もれた凄腕の剣客の1人だから浪漫を感じるのか、刀にもドラマがある、剣客にもドラマがある。ドラマに浪漫を感じた事だけは嘘ではない・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-05 15:00:00
3317文字
会話率:3%
そこは〈終兵〉という名の怪物に滅ぼされた、ある魔法の世界。草木が生えないほどに荒れ果てて、ただひたすらに混沌としていた。それでも生き残っている人々は、地下に巨大都市を作る、辺境の地に町を拓くなどをして、〈終兵〉の目を忍んで生きていた。
そん
な世界に1人の青年がいた。青年は旅をしていた。青年の名は黒峰悠。彼は聖剣・魔剣・名剣・聖刀・魔刀・名刀・それらの物を収集するのが趣味だ。ただそれらのものは、突如として現れた危険で不思議な建築物〈迷宮〉にしか眠っていない。
だから今日も青年は潜る。あらゆる刀剣を収集するために、〈迷宮〉へ――
だが――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-20 19:50:44
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会話率:20%