俺の名前は足立智春。
クラス内で底辺の陰キャ…という訳ではないが別にカーストトップの陽キャとかでも無い…よくいる平均的な普通の男子生徒だ。
特徴がないのが特徴。
普通を絵に書いた様な男が俺と言う人間だ。
無個性で誇れるモノも無い。
そんなん
だから高校に入って初めて出来た彼女にもあっさりと捨てられた。
理由は他に好きな人が出来たから。
なんとも在り来りで普通の理由だ。
しかし普通の俺は普通に当時狼狽えて情けなく俺の下を去る彼女にどうしても駄目なのか?と懇願したりもした。
結果?そんなモノは今現在、彼女なんていない実情から察してくれ。
まぁそれはどうでもいい事だ。
ここからが本題だが俺が在籍するクラスにはハーレムが実在している。
ハーレムなんて聞くと漫画やアニメ、ゲームなんかのフィクションを想像するだろうが妄想ではなく実際にあるのだから仕方ない。
しかもハーレムを構成するのはみんなSランク級の美少女で俺が通う学内では五大女神なんて言われてる奴等なんだ…。
ならばそんな美少女達を取り巻きにしているのはどんな奴か?
きっと絵に書いた様な爽やかイケメンかエッチが得意なチャラ男か、女の母性とか庇護欲をそそるイケメンショタ君とかなら納得もできたろう。
だが現実は俺と大差ない平凡なフツメンだったりする。
たしかに俺と比べればイケメンに含まれるだろうがズボラで我儘で自己中で自意識過剰気味な奴なのだ。
なんでこんな奴がモテるんだと疑問に思はない事も無いが俺はそれ以上に面白い発見をした。
なんの奇跡かしらないが平凡なフツメンがハーレム主人公になり、S級美少女達でハーレムなんて作ってしまえば生まれるのは修羅場しかない。
アイツの周りは常にギスギスと胃が痛くなるような珍事が頻繁に起こる。
俺はそれを特等席で見る事が出来るのだ。
しかも俺はあくまでモブ的なポジション。
当事者にはなり得ないから俺が痛い目に合う事は無い。
正に特等席な訳だ。
感謝してるぞ…
冬真静留…
俺を捨ててハーレム主人公に鞍替えしたクソ女が…。
お前のお蔭で俺は新しい楽しみを見つける事が出来たのだから…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 19:37:50
136944文字
会話率:34%
札幌に暮らすC級探索者、雪村冬真(ゆきむら とうま)。
彼の生きがいは、ただ一つ――ダンジョン帰りに食べる、熱々の一杯のスープカレー。
最強を目指すわけでも、大金を稼ぎたいわけでもない。戦闘スキルは皆無。
彼が持つのは、モンスター
の美味しい部位や調理法がわかるだけという、およそ探索者としては“役立たず”と名高いユニークスキル『味の探求者』。日銭を稼いでは、その全てを至高の一杯に注ぎ込む、そんなささやかで満たされた毎日を送っていた。
そんな彼の前に、一人の女が現れる。
B級の実力を持つ、クールで美しい氷の魔女・氷室凛(ひむろ りん)。
ソロ活動の効率化に行き詰まっていた彼女は、冬真の奇妙なスキルに利用価値を見出し、伝説級の食材『霜降りグリズリー』の討伐へと、彼を巻き込んでいく。
「あの肉でスープカレーを作ったら、きっと究極の味がする……」
最高の美食を求める“グルメ”な鑑定士と、最強を求める“クール”な魔法使い。
目的は違えど、利害が一致した、ちぐはぐな二人の美味いものを巡る冒険が、今、始まる。
―――はずだった。
その裏で、彼らの愛する街は、静かに、そして確実に蝕まれていた。
ダンジョンから、市場から、レストランから、全ての食材から「味」そのものが失われていく、原因不明の異変によって……。
これは、ただ美味いものが食べたいだけだった一人の男が、やがてスプーンを片手に、失われた日常と、街の味を取り戻すための戦いに挑むことになる、現代ダンジョン・グルメファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 18:00:00
69491文字
会話率:24%
芽衣はクラスでも目立たない地味女子高生。
ある日、芽衣の学校に人気ボーカルユニット・Honey Blueの冬真が転校してくる。
偶然、冬真の隣の席になった芽衣。
冬真の仕事に真剣な姿や、意外と甘党なところ、優しく明るいところに次第に惹かれて
いく。
けれど、クラスメイトの女子たちが仲の良い芽衣と冬真をよく思っていなくて……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 22:00:00
34476文字
会話率:32%
男子高校生の徳永翔輔は、交通事故に遭って命を落とした。
が、彼は自分が助けようとした美貌の女子高生、冬真一華として蘇った。
根暗な陰キャオタクに過ぎなかった翔輔は、一華の記憶を借りて何とか女子高生としての生活を続けてゆこうと頑張るものの、生
来の非モテ男子体質からはどうしても脱却することが出来ず、美少女にあるまじき陰キャなオタク行動を連発させてしまう。
その余りの変貌ぶりに周囲は困惑する一方で、逆に新たな魅力だとして再評価する声もちらほら。
翔輔の元の人生で磨き続けてきたハッキング技術とイラストレーターとしての技量を発揮しつつ、美少女一華はオタクなギャル系超絶美少女としての人生を歩み始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 07:46:33
20106文字
会話率:15%
孤独は人を殺せる。
冬季 冬真がそう聞いたのはいつのことだったのか。
どこで聞いたのかもわからない。
だが、実際冬真はあまりの孤独に自殺を考えていた。
あらゆるものに裏切られ信じられるものもなく常に一人。
冬真に家族はいなかった。
彼が18
歳の時に亡くなっているからだ。
彼に友人はいなかった。
高校生の頃に裏切られて以降誰も信用できなくなったからだ。
彼に恋人はいなかった。
高校生の頃に冤罪を着せられ裏切られてからだ。
彼と親しいものはいない。
彼自身が周囲と壁を作っているからだ。
彼は自殺を考えている。
なぜなら彼は孤独だからだ。
誰ともかかわりが無い。
故に彼は孤独であったのだ。
だが、そんな彼とかかわりを持つことになる人間が突如として現れる。
秋月秋奈
それがその少女の名前だった。
どこからどう見ても訳ありな深夜の公園で制服を着た子。
どうやら、両親から虐待を受けていたらしく秋奈は冬真に泊めてほしいと懇願する。
冬真は死にたくはあったが死ぬ前に性犯罪者として晒上げられるのは嫌なため断っていたのだが結局押し通される形で秋奈を家に泊めることになる。
死にたい冬真は死ぬことができるのか。
だが、冬真にはこの時やっと目的を得たのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 08:00:00
26621文字
会話率:49%
中学時代、一人で過ごす時間が多かった陰キャの冬真綾人は高校生になる。
誰も陰キャである冬真綾人を知らない高校へ入学し、一から新たな人生を始めることに。
中学時代にできなかった"青春"を求めて高校生活が幕を開けた。
※R-15 残虐な描写あり は念の為しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 18:00:13
76941文字
会話率:53%
冬真とAnRi(杏梨)はSNSの友人。
大学生の杏梨はスマホゲーム〈Angelic Descent〉β版にハマり、ゲームをPRするための〝天使〟に採用される。
天使になることが決まった杏梨は合宿に向かうが、冬真に届いたメールは彼女の危機
を知らせるものだった。
■1955年黒い沼の出現から始まる異界寄生生物の侵食を8千字以下で書く短編ホラー【それ】シリーズ#9。
※この作品はCC BY-NC 4.0ライセンスで提供されています。このライセンスのコピーをご覧になるには、https://creativecommons.org/licenses/by-nc/4.0/ にアクセスしてください。
※イラスト:Microsoft Copilot作成折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-14 15:43:30
7966文字
会話率:62%
世紀末ごとに復活を遂げる魔王を討伐したのは、魔法国家最弱の剣士だった!?
しかも、旅の仲間には、敵であるはずのスライムがいて!?
魔王シャグランを倒す旅に出た、最弱剣士のセオドア・クロス(通称セオ)のパーティーは、
幼馴染みで勝ち気な性格
の、エリート魔法使い、サーシャに、口の悪いスライムのラルム、その他にも個性豊かなメンバー揃いだ。
かたや、そんなメンバーを率いるセオは、気弱でいじめられっこの、魔法学校万年ドベのダメ剣士。
果たして、セオ率いる魔王討伐隊第23班は、無事魔王を倒して、勇者になることが出来るのか?
敵であるはずのスライムのラルムが、魔王討伐を手伝ってくれる本当の理由とはー?
世界を救う冒険の旅が、今ここに始まるーー!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 18:04:37
59904文字
会話率:31%
高校三年生の一ノ瀬夏菜は「私、雪で出来てるから雨に当たれないの」と言い学校では浮いた存在となっていた。偶然にも同じクラスの陸(くが)冬真と接点を持ったことで二人は友達ごっこをすることになり、お互いの嘘を暴くゲームを始める。全ての嘘が暴かれた
時、二人が迎える結末とは。是非最後までお付き合い下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 21:04:39
3820文字
会話率:17%
これはまるでラノベにいる冴えない主人公のような新城 冬真と、まるでラノベにいる美人系のヒロインのような三莉 卯月による、手探り体当たりで行う学園恋愛ノベル!
最終更新:2024-02-12 21:49:52
37691文字
会話率:57%
突然ギリシャ神話っぽい世界へ異世界転移を果たした少年、明智《あけち》冬真《とうま》。
色々あって神の生け贄として世界に狙われることになってしまった彼は、「この世界の王になる」と決意する。
そんな彼の相棒は、冬真のことが大大大大大大大大大大
好きな後輩、阿笠《あがさ》ノア。
彼女は人外のパワーであらゆる敵を殴り飛ばし、冬真に逆らうものを蹂躙しつつ、恋愛を成就させようとする。
これは、そんな二人が世界の覇者になるまでの物語。
だがその裏では、冬真を愛し過ぎるノアが暴走していて……
※ヒロインがだいぶ猟奇的です(血も死体も出ます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 21:23:52
93343文字
会話率:60%
ハロウィンの仮装パーティに誘われた日下部冬真、仮装に悩む冬真の前に親戚のりりさが現れた。
最終更新:2023-10-31 12:00:00
1259文字
会話率:50%
ある日の高校の放課後、四ツ谷冬真は友人達との雑談中、異世界に勇者として召喚された。しかし称号が「魔族の勇者」だったために召喚したアスナン聖国の聖王から直々に処刑宣告されてしまう。ところが処刑される寸前で本物の魔族達が上空に現れ事態は大混乱。
冬真は異世界で「魔族の勇者」としての頭角を現していく。
※成り上がり系です。コメディ要素あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-13 02:53:53
3008文字
会話率:35%
西暦2012年春。
高校入学の為に、故郷である田舎に戻ってきた敷宮冬真は、寂れた商店街で聖職者のような風貌の少女と不思議な出会いを果たす。
彼の潜在能力「そのもの」だと言い張る彼女に連れられて向かった先は、なんと鏡の向こう側の世界だった
。
平和ボケした世界に交わる、鎖されたこの「鏡の世界」は浸蝕を始める。
破滅の未来へ――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 13:00:00
573777文字
会話率:25%
筒井冬真は仕事は真面目で取り組んで社交的に接し徐々に信頼を得て大役を任されるようになる反面、私生活はめんどくさがりで部屋は酷い惨状で自分の飯すらままならない冬真。
そんな冬真に、妹で隣人の冬華がたまに支えてたのを呆れて全面的に私生活を支え
るようになるのだが……。
冬真は冬華に対して徐々に気持ちの変化が……。
※兄妹物になりますのでご注意を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-25 11:10:33
5487文字
会話率:52%
平穏な生活を送っていた少年は、ある日命を狙われることになる。
少年はかつて、とある実験の被験者で、その実験を隠蔽するために送られた刺客だった。
殺されかけた少年の前に一人の少女が現れる。
その少女は一体何者なのか、少年の過去に一体何があった
のか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-27 00:14:31
14662文字
会話率:34%
レンタル彼氏を提供する会社に勤めている東雲由宇、26歳。周りは結婚ラッシュで親からの心配の電話が鳴りやまないのが最近の悩み。一人でも生きていけるのだからいいでしょ。たとえ彼氏いない歴=年齢でも。
しかし、ひょんなことから会社の副社長で人気ナ
ンバーワン彼氏の橘冬真、30歳と一緒にいるところを家族に見られ、レンタル彼氏として紹介することに。そして、何故か結婚の話まで上がってきて…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-27 17:13:20
4236文字
会話率:35%
【最強の姉の影武者として生きていた、気弱で存在を消されていた妹が、前を向いて歩きはじめる話】
高二の寺田冬真の家は貧乏で、家事とバイトだけの青春とは程遠い地味な日々を過ごしていた。
ある日バイト先のお惣菜店で、少女にぶつかってしまう。
それ
は同じクラスでアイドルをしている如月初芽……と思ったが様子がおかしい。
やがて如月初芽は実は一卵性双生児で【ふたりでひとりのアイドル=如月初芽】をしていた真実を知る。
アイドル活躍している初芽と、小学校の時から学校に行けてないが天才的な演技力を持つ和歌乃。
それに気が付いたのは冬真だけだった。
強い存在だと思われていた初芽は、実は和歌乃の引き立て役で、誰より和歌乃を恨んでいた。
弱い存在と思い込んでいる和歌乃は、冬真と共に進むことで前に進んでいく。
女の子ふたりがそれぞれ成長していく青春と、恋物語。
カクヨムにも別タイトルで連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-11 22:13:32
110744文字
会話率:32%
遡ることひと月前、あれはそう――二月十四日のバレンタインデー。
幼馴染のなっちゃんから貰った箱を見て、僕は悩んでいた。
一年四組の前から三列、窓側から二列目の、出席番号順ではとおになく。
かと言って好きな席座っていいぞとはならず
に、くじが一番妥当だ! という担任教師の鶴の一声により決まった、何度目かの席替えで自分に与えられた席につき。
授業も終わり、さんざんばらばらとクラスメイトが教室を出ていき一人もいなくなった頃。
もう少し細かく言うならば、まだ春にはちょっと早いよね、だけど冬真っただ中と言える程冬でもないなぁ。でも日の落ちるのはまだ早いからまだ冬中という事で、もう暗くなってしまいそうな今この頃。
あぁ、そろそろ明かりつけようかな。いや、動くのめんどくさいしまだいんじゃないか、と迷ってしまう程の暗さ加減。
刻々と暗さを増していく教室の中で、僕はけなげにもまじまじと箱を目にして悩んでいた。
片手で持てるほどの大きさの、綺麗にラッピングされた箱を消しカス一つないように、手の裏側面でさっと拭いて、ついでに数日前にノリにのって描いた落書きを消して、そこで出してしまった消しカスをもう一度カスを落とすためにさっ、さっと拭き拭きして、キレイキレイにした机の、ついでにど真ん中に恭しく置きなおして、少し距離を取ろうと椅子の背もたれに背中を預け腕を組みながら、悩んでいた。
さてこれは、はたしてどういう物だろう、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-14 21:00:00
5502文字
会話率:24%
駅で冷たい風が吹かれそれでもクリスマスに期待を持つ冬真に様々な不運に巻き込まれるがそんな彼にも季節が変わるように幸運が来るお話です。
最終更新:2022-01-26 23:09:59
6917文字
会話率:49%