誰もが真っ白で生まれて、心に誰かを住まわせながら育っていく。気づいたら、自分の中に住んでいるものが怪物だったとき、どうすればいい?
最終更新:2021-01-08 20:46:56
3142文字
会話率:20%
遠い未来の地球にて、大国が理想主義に転換すると各国はそれに追従。
やがて地球という一つの民族に統一しようとするポストナショナリズムが主流派を占めると各々の価値観は大国の手によって単一のものへと内面化されていった。
万人の万人に対する闘争は此
処を以って終焉へと至ったのだった。
また、第一次技術特異点をなお科学の進歩は陰りを見せない。
宇宙エレベータや月や火星のコロナイズ、宇宙は人類の庭となり。
町中を見れば脳波操作(BCD)のゴーグル型コンピューターを頭にかけた人々、彼らに挨拶をするロボットが技術の躍進を示していた。
しかしそれでも尚、クオリア問題に収拾が付かず。意識を持った、俗にいう「強いAI」は作ることは不可能とされていたのだった。
という様な世界で日本のどこかで生まれた斎了ヒカル君が病気の兄さんを助けるためにガチャあり、ダイスありのストラテジーゲームを楽しむだけの小説です。
※デスゲームじゃありません
シリアスは(ほぼ)ないです。
※デスゲームじゃありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-07 02:27:09
10898文字
会話率:44%