前世の私が命を落とした日と同じ、十四歳になった翌日の朝、私には前世の記憶が蘇った。
ミラベル・ソワイエ伯爵令嬢。それが前世の私。
今世での記憶もちゃんとある。今世ではただのミラベル。平民だから名字はないけど、名前も見た目も変わってない。
しかし、前世で私の幼なじみで恋人で、婚約者だった彼は、百年経った今、この世界の魔王となってしまっていた。
※勢い作品のため、修正が入るかもしれません。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-14 16:16:21
6787文字
会話率:36%