少女は退屈していた。
「暇ですね。どこか旅にでも出たいものです。」
「ここがすでに旅先だと思うんだけど。」
「旅先から旅に出る、つまり又旅ですね。」
「タイトル回収は今じゃなくて良いんだけどね?」
少女は行き先を思案した。
「ねぇ、異
世界に行く方法とか知りませんか?」
「ご主人様が知らないなら僕も知らないよ。」
「私は知ってますよ?」
「じゃあなんで聞いたの?」
少女はここでは無い場所へ向かった。
「そうと決まれば突撃です!」
「うーん、なにも決まってないね。」
「今決めました。」
「なるほどねえ、逃げて良い?」
「逃がすと思いましたか?」
「あんまり思ってない、かな…」
──猫に、逃げ道は無かった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 20:46:54
18015文字
会話率:63%
神々の頂点、神界の統治者である主神が忽然と姿を消してから百年。
統治者不在に痺れを切らした神々が、新たな主神を選ぶ儀式【選定の儀】の開催を宣言した。
世界の行く末を決めるこの人間を使った神々の戦争に、13歳の傭兵ラーズは死をきっかけに参加
することになる。
しかしラーズを自身の代理人に選んだ神レグルスは、主神の座はおろか選定の儀にも興味はなかった。何だったら選んだラーズにも。
「あの結局、その選定の儀で僕は何をやればいいんですか?」
「詳細は僕も知らない。」
「えっ!?」
「あ、でも大丈夫大丈夫。今回管理を担当するメル曰く現地に案内人ってのがいて、それに従っていればいいみたいだし、まぁ~長生きでも心がければいいんじゃないかな?」
「えっ、命の危険があるんですか?神の代理人なのに??」
「それは君の行動次第じゃない?」
ろくな説明もされず神々の戦争の舞台となる異世界メノへ送り込まれたラーズ。
待ち受ける数々の試練を乗り越え、最終目的地である【真なる椅子】へ到達できるのか!?
これは13歳の傭兵ラーズの数奇な物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-04 08:00:00
11075文字
会話率:25%
深夜三時。
残業帰りの社会人は、晩御飯を食べようと思ったものの、コンビニに寄るのを忘れ、困り果てていた。
仕方がないので家のキッチンを漁っていると、“とある物”を見つける。
“とある物”...。
それが、禁断への入口だということを、こ
のときは、誰も知らなかった...。
誰も知らない、僕も知らない、ドタバタ深夜のグルメコメディー!!
(ノベルアップ+にも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-27 19:26:01
1235文字
会話率:8%
すべての感動は、ここからはじまった。
キーワード:
最終更新:2019-07-13 18:43:39
433文字
会話率:24%
僕はテオス。「世界の根源を知りたい!」と願う18歳の少年だ。
そんな僕のまわりには、ちょっと変わってるけどかわいい女の子たちがいる。
宇宙と神秘についてアツく語る女の子だとか。
行動や性格がいろいろとぶっ飛んでいる女の子だとか。
あれ、
これって両手に花じゃないか?
うん、きっとそう。僕はそんな、ちょっと変わっていて、かわいい女の子たちと共に過ごしている。
そして僕は、うまく語りえない『呪われし力(自称)』をもっている。
それは物質的な闇を司り、その闇で相手を取り込み、その力を我が物としてしまう『呪われし力』。
この力の本質は僕も知らない。
しかしこんな力を持ちながらも、僕はけっこう慕われていたりするのだ。
とにかくなんやかんやで、僕は世界の根源たるものを知りたいのである。
これはスローライフなんかをしながら、根源に迫る物語。
【娯楽作です。略称「シリコン」と覚えていただくとわかりやすいです。少しでも楽しんでいただけたら幸いです】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-18 20:13:40
28804文字
会話率:33%
友達の少ない、というかボッチキャラだった男子中学生、白居(シライ) 塑奈田(ソナタ)。
そんな彼は、ある日車にひかれそうな女子中学生を助けるため、代わり轢かれてに死んでしまう
・・・そして、目を開けた先は自分の知らない世界、異世界だっ
た。「うわぁ~テンプレじゃん」
自分はこの世界に少ない存在だと、漫画のように自分はすごい力を持っていると期待する塑奈田だが、実際に自分のステータスを確認してみると、ステータス最弱、魔法適正なし、誰もが一人ひとつは持っているという、いわば個性の固有スキルすらも持っていない。・・・神様、僕に何のうらみがあるのでしょうか。
その後、なし崩し的にハンターギルドのマスターになった塑奈田の異世界転生最初の課題はメンバー集め、このまま底辺の生活なんて送ってられるか!
下心もあり、自分を助けた美少女を勧誘してみるが・・・・
これは、自分に自信がない、でもなにも持っていないことを認めたくない少年のギルドストーリー
よし、どうせなら最強ギルド目指すか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-25 00:38:30
6465文字
会話率:19%
作者が吐き出したいモノを吐き出しました。つまり綺麗なモノでは御座いません。読む際はくれぐれもお気を付けて。
最終更新:2014-12-08 00:03:17
1655文字
会話率:0%