「あなた、10年後に死にますよ」
「……はあ?」
あまりにも唐突だった。イグナルスはラウローリエという少女にそんなことを言われる。
なんて馬鹿げたことを言うんだ……とはならなかった!
「あなたは僕にどうしてほしくて、死ぬとを伝えたんで
すか?」
「それで、僕の死因は?」
むしろ積極的に受け入れ始めたイグナルスに戸惑うのはラウローリエの方であった。
「あなたに生きたいと言わせてみせる!」
ラウローリエは決意した。
これは自己肯定感が低くて達観してしる少年と、そんな彼のことを救おうと頑張る転生少女のお話。
過去の短編、「幼馴染の貴族令息にかわいいと言い続けたら開き直られた」と同じ世界ですが、そちらを読まなくても問題ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 18:13:13
16017文字
会話率:54%
僕の目の前で飛び降りた田中君。
その時に聞いた、彼の最後の言葉。
「悪い事は、イケないことなんだね」
その日から、僕の視界に現れる田中君。
言葉を発するのでもなく、危害を加えてくる事もなく。
ただただ僕を真っ黒な目で見つめる田中君。
なぁ、田中君。君は僕にどうしてほしいんだ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-07 23:57:52
2784文字
会話率:2%
僕の思い通りになる君は、僕にどうしてほしいのか?
僕には、都合のいい女性ひとがいる。
最終更新:2021-02-18 03:00:00
1927文字
会話率:38%
公園で、高校生に唐突に声を掛けられた。「どうすれば、あなたみたいになれる?」問いかけられた「僕」は、いたって普通の社会人。不思議な雰囲気を持つ「彼女」は、僕にどうして声を掛けたのだろう?
最終更新:2011-11-08 21:30:47
4682文字
会話率:28%