家族が家を出て行ってた後、バタンと扉の閉める虚しい音がした。
此処で立ち話をするのも何なので、早く私の部屋に行こう。
そう思った時、後ろから引き寄せられた。
『これ、お前の采配?』
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら
申し訳御座いません。
注意事項2
喚かないのが~。の二人。
彼と彼女の個人的に好きなシーン。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 07:40:09
807文字
会話率:43%
生まれ育った天文台から出ることを許されない少年(翡翠)が、外から来た魔女(瑠璃)に借りを作ったことで彼女を匿うことになり、2人で天文台の謎に迫りながら翡翠が天文台に残るか出るかを迫られる話です。
最終更新:2024-05-20 00:00:00
22970文字
会話率:43%
代償と引き換えに望みを叶え、あるいは気紛れに人を蹂躙する、異形の怪物が神と崇められる世界。アインは自ら望み、迷宮に住まう母神から雛神をその身に埋め込まれる。鋼殻の騎士は雛神の鎧にして剣。雛神を護り育て、新たな迷宮の主の座に据えるのがその使命
。試練を求め旅を続けるアインは、様々な神威の顕現と、信仰へ身を捧げる者達の姿を見る。
神殺しの集団・神壊学府の首魁ゴウザンゼに借りを作ったアインは、魔女ジゼルの仕切る殺し合い『魔女の釜』に巻き込まれる。
旅の途中、故郷である王都に立ち寄ったアインは、己が強さを求める切っ掛けとなった義兄ベルカと再会。神聖騎士団を率いるベルカは、国教となった神壊学府の指示で迷宮へ討伐に向かうと告げる。ベルカの誘いを拒み対峙するアインだったが、ベルカの剣から雛神を庇い致命傷を負ってしまう。
雛神の加護で死を免れたアインはベルカの後を追う。陥落寸前の迷宮で、アインと雛神は迷宮の主である母神に代替わりの戦いを挑む。ベルカと共闘する形で母神を下したアイン達だったが、雛神は羽化を拒み、アインを生かすため深い眠りに就く。
仕える神を喪い騎士としての矜持を見失うアイン。獄に繋がれたアインの前に現れたゴウザンゼは、助命を条件にこの地に近づきつつある妖星に向かうことを命ずる。妖星の接近は世界の破滅を予言する物だった。
星を行く船で妖星に辿り着くアイン達だったが、対神兵器テゴスが暴走、終わりの始まりである混沌の門が開いてしまう。身を捨てて門を壊したアインは、混沌の中で魔女ジゼルと対面する。ジゼルは『魔女の釜』の勝者として生き返りを提案するが、アインはそれを拒み、羽化した雛神の姿を思いながら消滅する。
混沌の意思の気まぐれで、二身一柱の神として新たな世界に顕現するアインと雛神。神のいない地に玉座を据えるべく、二人は共に足を踏み出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-22 22:10:21
147149文字
会話率:38%