かつて最も知名度が高くプレイヤーが多数いたカードゲーム、「エトランゼ」。
しかしながらVR《ヴァーチャルリアリティ》ゲームの台頭を主因とし、様々な要素が積み重なった事によりこのカードゲームのサービスは終了してしまった。
狂信的なエトランゼプ
レイヤーであった柏木《かしわぎ》 昴《すばる》は嘆いた。
「俺はまだ、俺の愛したこいつ等と一緒に戦っていたいんだ! 誰でも良い、何処でも良い! この俺に、エトランゼという戦場を与えてくれ――ッッ!!」
男の嘆きは天へと通じ、彼はここではない何処かへとその身を投じる。
男が存在していた世界ではない、そこは剣と魔法が交わり、魔物が跋扈する世界。
未知なる世界でその身に宿った「カードを具現化」する力を振るい、やがて世界を己のルールで染め上げていく。
これは、失われた情熱を取り戻し。
バッドエンドを全て覆す、最弱にして最強の" 異邦人《エトランゼ》"の物語である。
「――俺は、ただの"異邦人《エトランゼ》"だ。それ以上でも以下でも無い」
※カードゲーム系で自分が読みたいような話が見付からなかったから自分で書けばええねん的な感じで書いてます。
俺TUEEEもハーレムも好き放題やります。
それどっかで見た事あるぞ! ってネタを混ぜられるだけ混ぜて行きます。
出来次第投下、息抜き感覚で書くスタイルなので不定期更新とさせて貰います。
あと、何か修正という名の隔離を施しました。
何処に隔離したかなんて言わないよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 12:00:00
914151文字
会話率:22%
令和元年5月1日、平成から令和の世になって、すぐに死んでしまった俺は、神様に頼まれて、魔法の使える異世界に転生した。
しかも何故か神様は俺に様々な才能や持ち物もくれて、思う存分に転生後の世界を楽しめという。
前世でオネショタ信者だった俺は
、神様にもらった様々な才能や持ち物で、今度こそ前の人生では叶わなかったオネショタな生活と、せっかくなので魔法の使える楽しい生活を目指す!
しかし、まずは異世界の生活に慣れる事からだ。
だが、俺はまだろくに異世界に慣れてもいないのに、突然、絶世の美形エルフと出会う。
いや、これエルフじゃないよ!エロフだよ!
この御姉様エルフ、めちゃくちゃ俺の好みなのだが、同じ位に動機が謎で怪しい。
しかも俺の奴隷になる事を熱望するのだ!
何でよ!・・・それ、どう考えても怪しすぎるでしょ!
ああ・・・でも、この美形エルフ欲しいわ~・・・
俺は考え込んだ結果、そのエルフと試しに一緒に生活をすることにしてみた。
奴隷エルフに逆に調教されたり、しゃベる猫のお供に、狼美少女や魔法馬鹿な魔人少女を仲間にしたりと、徐々に楽しい仲間も増えていき、色々な魔法も使いこなせるようになっていった。
様々な人と出会う内に、俺はこの世界「アースフィア」での生活を楽しむ事になるが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 06:00:00
3624367文字
会話率:36%
令和元年5月1日、平成から令和の世になって、すぐに死んでしまった俺は、神様に頼まれて、魔法の使える異世界に転生した。
しかも何故か神様は俺に様々な才能や持ち物もくれて、思う存分に転生後の世界を楽しめという。
前世でオネショタ信者だった俺は、
神様にもらった様々な才能や持ち物で、今度こそ前の人生では叶わなかったオネショタな生活と、せっかくなので魔法の使える楽しい生活を目指す!
しかし、まずは異世界の生活に慣れる事からだ。
だが、俺はまだろくに異世界に慣れてもいないのに、突然、絶世の美形エルフと出会う。
いや、これエルフじゃないよ!エロフだよ!
この御姉様エルフ、めちゃくちゃ俺の好みなのだが、同じ位に動機が謎で怪しい。
しかも俺の奴隷になる事を熱望するのだ!
何でよ!・・・それ、どう考えても怪しすぎるでしょ!
ああ・・・でも、この美形エルフ欲しいわ~・・・
俺は考え込んだ結果、そのエルフと試しに一緒に生活をすることにしてみた。
奴隷エルフに逆に調教されたり、しゃベる猫のお供に、狼美少女や魔法馬鹿な魔人少女を仲間にしたりと、徐々に楽しい仲間も増えていき、色々な魔法も使いこなせるようになっていった。
様々な人と出会う内に、俺はこの世界「アースフィア」での生活を楽しむ事になるが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-23 06:00:00
1886292文字
会話率:37%
この度めでたく皆様の応援もあり書籍化がハヤカワ文庫JAより決定いたしました。
※第一巻の発売日は2018年10月18日発売しました。
同年10月31日に電子書籍版も刊行されました。
※2018年12月19日に第二巻が発売されました。
※2019年2月20日に第三巻が発売されました。
内容として、小説家になろうに投稿している内容を修正加筆し、未公開の間章を追加収録いたしました。
お楽しみいただければ幸いです。
残業なんて当たり前、残業代満額なんてありえない、ヘタをすれば徹夜で仕事なんて労働基準法に真っ向から喧嘩を売るようなブラック企業に勤めて幾数年、人生に疑問を覚える暇もなく働いていた俺は、ふとしたきっかけで我慢の限界を超え会社を飛び出すようにやめた。
それに対しては後悔はない。
ギリギリ二十代の俺はまだ人生これからだと、家で今後のことを考えていたとき、郵便受けで束になっていたチラシの中から一枚の求人広告を見つける。
〝ダンジョンテスター募集!
募集人員百名!
内訳
正社員 三十名
アルバイト 七十名
年齢 十六歳~三五歳
寮完備!
駐車場完備!
武道経験者優遇!
給与 正社員 月給三十万+危険手当+歩合制
賞与年二回
アルバイト 時給三千円+危険手当+歩合制
勤務時間 正社員 一日五時間以上週休二日+祝日
アルバイト 一日三時間以上(最低週三日出勤できる方)
仕事内容
我々、魔王軍が設計したダンジョンが勇者に対して有効か皆様にテストしてもらいます!!
実際にダンジョンに挑みモンスターと戦い、宝を捜索し階層を突破してください。
なお、怪我等危険がありますので、同意書を作成するので以下の物をご用意ください。
いたずらだと思いながら試しに連絡してみたら実在した、現代に隠れたファンタジー
心機一転
勇者が攻略できないダンジョン作ります。
どうかそちらの方もよろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 23:00:00
4308473文字
会話率:35%
――――占い部って知ってる?
ある日、深淵を思わせるほどの真っ黒な木と出遭って以来、俺の身体にいつの間にか増えていく切り傷。
不可解な出来事が続く中で、耳にした占い部という存在。
それは、占いの他、心霊相談も受け付けているとのことだった。
噂程度の話に胡散臭さを感じつつも、窓から差し込む夕日を背に、俺は緊張した面持ちで占い部の部室のドアを叩く。
――病的なまでに白い肌。
――夕焼けを宿すような鮮やかな紅い瞳。
彼女こそ幽霊なのではないか疑うほどの特徴を持つ人間がそこに在た。
『それは幽霊ではない、恐らく怪異の仕業よ』
夕闇鴉と名乗る彼女は、何故か楽しそうに爛々と目を輝かせてそう答えた。
――怪異との出遭いから。
――彼女との出逢いから。
深淵へと深く深く沈み込んでいっていることに、この時の俺はまだ気づいていなかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
学園×青春×ホラーなお話になります。
気に入っていただけたら、ブックマーク、評価の他、レビュー感想ぜひぜひお願いいたします( ;∀;)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 20:00:00
209738文字
会話率:30%
俺は別の世界でオークとして生まれ変わったのだが、待ってなぜ俺はまだ太っているのですか(デブオーク)
この物語は、ロバートという若者の話です。彼は前の人生ではほとんど普通の人でしたが、唯一の例外は「荒れた日ロバート」または「RDR」と自称す
るほどの悪運でした。ある日、彼は一見致命的でない怪我をしますが、運が悪いことに結局死んでしまいます。この出来事を通じて、彼は謎の存在と不審な出会いをし、それが他の世界への転生と言えるものでした。彼はこの奇妙な状況に対して疑念を抱きながらも、それを受け入れますが、驚くべきことに目覚めると...オークの体に?これはただの嫌がらせか、それとも隠れた冒険か?ロバートが困難を乗り越え、前の人生よりも運が良い新しい人生で自分の物語を再び書き直していく様子を見てください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 16:33:00
65065文字
会話率:48%
「俺はまだ童貞なのに……」
死に際、そんな間抜けな言葉を残してシュウジは亡くなった。
宇宙で女神と出会い、異世界ゲーム世界へと転生する。
ハズレスキル『思考力』を駆使し、隠しクエストを見つけ出して彼はどんどん強くなっていく
。
ギルドを作り、やがてたくさんの仲間を得た。
世界には、前世でシュウジをいじめにいじめた実の兄、ヨウイチが先に転生をしていた。ヨウイチは暗殺者ギルド『闇落ちフェス』の団長であり、ことあるごとにシュウジの物を奪おうとする。
様々なPVPやゲームイベントを乗り越えながら、気づけばシュウジはガチ勢と呼ばれるようになっていた。
ヒロインのミリアのボケ倒しに付き合いながら、冒険を楽しむ日々が始まった。
◇◇◇
作者は文章の読み易さにステータスポイントを極振りしております。
◇◇◇折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 06:27:04
66794文字
会話率:43%
この気持ちの名前を俺はまだ知らない、スピンオフエピソード。
キーワード:
最終更新:2024-08-11 01:23:21
49924文字
会話率:39%
高校1年生の春、初めて出来た彼女。
そして2年の春、初めての失恋
主人公、佐藤春樹とその元カノ沢辺美波は離ればなれになり、お互いがお互いに感じていた気持ちの名前が分からなくなってしまう。
ただの勘違いだったのか。
それともー。
終わり
から始まる、笑いあり切なさあり、そんな青春物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-24 21:37:49
207692文字
会話率:35%
一回の任務の中で、組織に裏切られた疑いがあるため、俺が殺された。
転生後、最高を目指し、魔法と剣術を勉強してるけど、俺はまだ暗殺者だ。
依然と暗殺の職業を続けてる。
しかし、本当の目地は、他人を支配したい!
そして、能力は無双すぎるの
で、ハーレムを作ちゃった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 00:51:21
117420文字
会話率:38%
俺は魔王を倒し世界を救った最強の勇者。
誰もが俺に憧れ崇拝し、金はもちろん女にも困らない。これぞ最高の余生!
まだまだ30代、人生これから。謳歌しなくて何が人生か!
──なんて思っていたのも今は昔。
40代とスッカリ年食ってオッサンにな
った俺は、すっかり田舎の農民になっていた。
このまま平穏に田畑を耕して生きていこうと思っていたのに……そんな俺の目論見を崩すかのように、いきなりやって来た女の子。
その子が俺のことを「パパ」と呼んで!?
ちょっと待ってくれ、俺はまだ父親になるつもりはない。
頼むから付きまとうな、パパと呼ぶな、俺の人生を邪魔するな!
これは魔王を倒した後、悠々自適にお気楽ライフを送っている勇者の人生が一変するお話。
その子供は、はたして勇者にとって救世主となるのか?
そして本当に勇者の子供なのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 20:10:00
92525文字
会話率:49%
「俺はまだ野球をやりたい、こんなところでまだ死んでたまるか!」
前方に見えるグラマン機の大群に味方の機体は撃墜され、ひとりぼっちのコックピットに残された石塚進士は、衝撃と共に目の前の世界が真っ赤に染まった。
火を噴きだした進士の機体を敵のグ
ラマン機には格好の獲物であり、肉に群がるハイエナのごとく食らいつき攻撃の手を緩めない。
なすすべもなく打ち込まれる弾丸に進士が握りしめたのは操縦桿ではなく、戦友からもらった真新しい野球ボールだった。
「もし、野球ん神がおるんならもう一度だけ俺に野球ばさせてくれ」
弾丸が右肩を貫いてもボールを離すことも、苦悶の声を上げることもない。薄紫のマフラーを左手でかきむしり、飛行服のポケットの中にある恋人の写真に手をふれた時
「その願い承った」
耳元で聞こえたその声に進士は驚愕する。
その瞬間、進士の搭乗した特攻機は紅蓮の炎に包まれ空中爆発した。
戦前の職業野球球団『名古屋軍』で活躍した伝説のエース石塚進士が、現代に転移しその前身である中日ドラゴンズを日本一に導くまでの物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 23:53:04
4506文字
会話率:42%
武神であり王族でもあるエピゾは追放を言い渡される。飛ばされた下界は、既に魔神の手に落ち、人は家畜のような扱いをされていた。まさに惨憺たる状況だ。
そんな中、一本のサビ付き朽ちかけた剣と出会う。その剣は持ち主の強い思いが思念として宿っているも
のだった。
「俺はまだ闘う。この世界を救うまで」
剣との出会いがエピゾの生き方を変えてゆくのだった
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 16:56:09
2334文字
会話率:44%
「俺は、何だ...?」
記憶を失い、右も左もわからない一人の男。彼を襲ったのは理不尽な迫害だった。
襲い来る人々から必死に逃げた先で、彼はロックと名乗る人物に助けられる。
記憶を取り戻すと決意した男は自らを「アンノ」と名乗り、見覚えの
ない世界で奔走することになるのだが...。
まったく知らない剣と魔法の世界で理不尽に嫌われる主人公。これは、そんな彼が記憶を取り戻すまでの異世界冒険譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-13 22:16:30
11042文字
会話率:45%
ある少年の頃に俺は事故にあった。この話はそれから十年後の話だ。京都にある宇治波高校に入学した俺はごく平凡な生活を送るつもりだった。つもりだったのに...
「おはよう、高坂神理くん!ひさしぶ...初めまして!黒川玲奈って言います、よろしくね!
」
そう、この子こそが、まるでラッセンのように彩るはずだった高校生活を破綻させていくのだった。
.............てかこの子、今久しぶりって言いかけたような...
あのようなことになることを、俺はまだ知らなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-05 08:22:26
2298文字
会話率:30%
有名人の親を持つ一ノ瀬遙は、自身もまた天賦の才を持つ少年と揶揄されるフィジカルエリートだった。
世間の目を疎ましく思っていた遙はMMORPG――〈レッドグレイヴ〉の世界へと逃げ込む。
平穏を求めて始めたゲームでも、メインキャラはギルドのマス
ター〈ハル〉として、サブキャラが伝説的な〈PKK〉プレイヤーの〈ルカ〉として二つの顔を持つようになる。
そんな遙だったが、ゲームの世界へと転移したことをキッカケに素性がバレてしまい、とある事情から理不尽にも自身が作ったギルドから追放されてしまう。
"でもこの時の俺はまだ知らない。
ギルドから追放されていなければ出会えなかった――救えなかった人たちが居たことを――"折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 07:02:09
19691文字
会話率:24%
男は「断罪者」に憧れていた。
「法の下の正義ってなんかカッコいいよなぁ」
そう男が考えていると、いきなり目の前が真っ暗になった。
「なんだこれ..俺はまだ..死にたくない....」
男が暗闇に囚われ目を覚ますと、そこには大自然が待ち
構えていた。
「なんだこれ? 一体あの暗闇はなんだったんだ?」
そう男が言っているとき、気づいてしまった。
「俺なんか体ちっちゃくね?」
そう男は「微精霊」に転生してしまっていたのだ!!
「まじかよ...でも、「断罪」する「精霊」ってカッコ良くね?」
そんな不純な動機で男は強くなる事を決意する。
これはとある男が「微精霊」から精霊の頂を目指す物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 20:06:13
3939文字
会話率:40%
中学2年の夏、俺 夕坂湊人(ゆうさか みなと)は
人生で最初で最後の一大イベントの一つを終わらせた。
まぁ、俗に言う告白だ。
言っとくが、別に俺はイケメンじゃない。
腹筋も割れてない。
贅肉ジャンボパック、脂質糖質過多で欲にまみれた豊満ボデ
ィ且つ公害と化した体臭食堂、害悪鼻息、まだまだ他にもあるが。。。まぁつまりは、盛大にフラれた。
罵られた。蔑まれた。笑われた。
かなり酷い言葉を浴びせられたと思う。
けれど、当人である俺は、何というか何も思わなかった。
まぁ、強いて言えば、三次元はこんなものか。
そう。何せ俺は屈指のアニオタで、ツンデレ台パン系VTuber 赤花(あかばな)アポロの大ファンであり、ガチ恋勢であった。どのくらいかと言うと、グッズやタペストリー等で部屋が埋め尽くされてるのは勿論、自称彼氏をネット上で言っちゃうくらいには。。
諸君も察しの通り、ガチ恋相手がいながら俺は三次元に現を抜かしていた。つまり、あの告白はけじめをつける為のものだったのだ。
無事フラれ、これでアポロを気兼ねなく推して、今まで以上に愛のコメントを打って!純愛の真っ赤な赤スパを投げまくれる!!って思ってた。
けど、奇しくもフラれた日と同時に、アポロの恋愛雑談配信で、アポロが放った一言『デブはお断り!』と言う今まで以上に衝撃で、そして初めて語られた好きなタイプの数々。。
俺は初めて危機感を覚えた。。
数学で一桁取った時も、運動部でもないのに体重が80を超えた時も、親戚の結婚式で酒を注がれた時も、そしてフラれた時でさえ、危機感なんて覚えた事はなかった。
だが、この日俺は初めて決意した。
減量。
シックスパック。
体臭。
その他諸々、俺は変えてやろうと!
しかし、この時の俺はまだ知らない。
期待していなかった三次元で。
高校生活で。
まさかあんな末路が待っていようとは。。
不定期で更新します!
感想やコメント待ってます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 10:32:42
3930文字
会話率:6%
「困ってる人を見ても、助けたりしちゃ、いけないんだぜ。自分にとって、命取りになるからね」
夏っぽい夜風を感じると、いつも思い出される言葉だ。
その言葉を耳にした時、俺はまだ八歳で、社宅に住んでいた。マンションの三階。その夜、俺は珍しく度
の過ぎた悪戯をして、お仕置としてベランダに閉め出されていた。後にも先にも、そこまでの仕置を受けた事はない。
多分、当時の俺は夏休みを目前にして高揚していたのだ。何を思ったのか、父の部屋から車の鍵を拝借して、運転席に座った。そして、見様見真似で車を走らせたのだ。駐車場の中だけの話だったし、自転車よりもノロノロとした速度だったから、そこまで叱られるとは思わなかった。
叱られる事に慣れていなかった俺は、大きなショックを受けた。十七年経った今でも、よく覚えているくらいに。
あの夜、ベランダで俺がひとり、打ちひしがれていた時、隣の家の網戸がガラガラと鳴った。続いて、蒸し暑い空気を割くような、シュパッという音。目をむけると、向こうもこちらを見ていた。
スッと背の高い、薄い体。少し外国人風の顔立ち。湿った夜に、赤い点のような輝きがくっきりと見えた。独特の香りが鼻をつく。先程の空気を割くような音は、ライターだったのだと知った。淡い煙が夏に溶けていくのがキレイだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 13:05:51
9750文字
会話率:30%
「ここから始まったんだ。俺と怪異を取り巻く人々とのどこか不思議で温かい物語が」
俺、渡瀬春翔はごく普通の翠霞院大学の1年生である。ある時俺はオカルト研究部の調査員決めのジャンケンに負けて、近辺で起こった交通事故について調べることになった。
そして、八月一日古書店の店主、八月一日幸に出会った。ここから俺の怪異と妖怪、人との出会いの物語が始まったんだ。そしてこの時俺はまだ知らなかった。この出会いが俺の人生を360度変えてしまうなんて……そして幸さんが――だったなんて……
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 15:16:55
55751文字
会話率:41%
剣城快斗にはイケメンハーフな幼馴染である如月アランがいる。
快斗が気になっていたり好きになった女の子は全てアランを好きになってしまい、とにかく悔しい思いをしてきた。
それはアランの双子の姉であり、もう1人の幼馴染でもある如月エレンに
よって仕組まれた物なのだが、快斗はまだ気付いていない。
これは超絶ヤンデレなエレンが快斗を身も心も自分の物にするまでの物語。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-29 17:13:37
103704文字
会話率:48%
記憶喪失こと自分、無常塔也は受肉する為に暗中模索に自分の力を使っていく!だが、周りの影響は考えないとする。
感想待ってます!!(正直書いて行くべきか分からない作品なので反応があまりよくなかったら別の作品を書いていきます)
最終更新:2023-03-24 15:47:27
1248文字
会話率:11%