これは未完結のまま、放置していた小説の中にトリップしてしまった“エタった作者”が、右往左往しながら「小説」と向き合う物語。
・ 作者はファンタジー好きな引きこもりオタク
・ 未完結なうえにプロットも設定も穴だらけなせいで「作者」なのに、ひ
とつもアドバンテージがない
・ でも微妙な「トリップ特典」は付与されているような……?
▼ 目が覚めたら、なぜか森の中だった。あれ? おかしいな、私ベッドで寝てたはずなんだけど……?
▷ 「異世界キタコレ! 神様ありがとう!!」
▷ 「でもどうせなら、”推し”のいる世界にトリップしたかったなぁ……」
▶ 「いや待ってお願い。まずここ、インドアオタクが生きていける世界なの? 今の私の装備、パジャマだけなんだけど」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-25 07:37:52
60316文字
会話率:30%