Web小説好きの高校一年生、渡会一は教室にスマホを落してしまう。
慌ててスマホを取りに行った先にいたのは、学校の美少女と名高い鈴原凛。
彼女は渡会のスマホを見て、彼の耳元でこんなことを言う。
「放課後、下塚公園に来て」
「待ってるか
らね、一会(いちえ)先生」
『一会』というのは、渡会が底辺Web小説家として活動していた時のペンネームだった。
なぜ鈴原が俺のペンネームを知っている?
彼女の浮かべている笑みは天使の笑みなのか、悪魔の笑みなのか。
……え、鈴原って俺の小説のファンなの?
二人きりの時は一会先生って呼びたい? 本気か、鈴原。いや――『すずさん』
底辺Web小説家と熱烈なファンが織りなす、秘密のドタバタラブコメディ開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-05 21:23:33
32662文字
会話率:32%
貴和が好きだった同人作家・春深さくらが死んだ。
作家とファンの関係を越えて彼女本人が好きになっていた貴和は、雨の降る中、彼女の部屋で彼女の兄と語り合う。
その中で浮かび上がる真実とは?
この作品は、ノベルアップ+、エブリスタでも公開してい
ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-15 02:00:00
6373文字
会話率:22%