シルドは社会に捨てられた男だった。
自分の命を使ってテロを行う突撃者達と戦うために作られた、「死人(しびと)」と呼ばれる二級警察官になって別れた家族に死んで遺産を残そうとしただけだった。
だが、彼はここでも裏切られた。
大切な
ものを無くした。
全部無くした。
それで彼は復讐を決意した。
この国を滅ぼすのだ。
前、後編になります。
ちょっと文章堅いんですが、すっかりギャグしか書けなくなったんで、シリアスに立ち戻るための練習用みたいな作品です。
良かったら、読んでくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-07 00:00:00
9674文字
会話率:18%
そこはあるアパートの一室。
何もかも無くした少女と、どこか変わった死神。
死の先。生の先。
どちらも果てには、自分しかいない。
最終更新:2017-06-26 17:33:35
941文字
会話率:27%
8年前、幸せな日常が終わった日。マフィアにより家族を虐殺された少年、ダニエル。
あの時何もできずにただただ恐怖に震えていた自分を呪い、犯人を殺すため復讐に生きることを誓う。
たった一人で調査を続ける毎日、それが何もかも無くした彼の生きる意味
だった。
だが、そんなある日復讐の対象であるマフィアが無くなったことを知り
生きる意味を無くし、死んだように日々を過ごしていた。
そんなとき、彼にある大きなニュースが飛び込んだ。
復讐を誓う三人の少年少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-16 03:04:20
8848文字
会話率:41%