34歳独身地方商社勤務、白石 由香(しらいし ゆか)は、会社の後輩、廣澤 哲也(ひろさわ てつや)25歳に先日思わぬ愛の告白を受け、1ヶ月悩んだ末お付き合いをスタートさせることになった。9年ぶりに出来た彼氏、10も年下な上に社内恋愛。彼と付
き合う前まで結婚も妊娠も諦め、お一人様人生を決め込んでいた由香は、廣澤との付き合いも将来に期待などせず、人生のボーナスステージとして別枠で楽しもうと決めていた。しかし、彼の若さに振り回されたり、自分の体調の変化にも気持ちがだんだん不安定になり、それが順調に育んでいた二人の関係性にもヒビを生じさせて来て……!?
※『私が恋をしない言い訳』『私が新しい恋にあと一歩踏み出せない言い訳』の続編になるシリーズの3作目なります。話の流れも分かりやすいかと思いますので、宜しければ前作もお読み頂ければ幸いです。
※物語の都合上、R15範囲ではありますが、性行為を思わせる描写があります、ご注意下さい。
※後半、特定の疾患に関しての描写がありますが、作者は専門的な知識を持ちませんので、事実と異なる場合がございます。あくまでも物語の展開の一つとして受け取って頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-27 23:22:06
42990文字
会話率:41%
地方の建築資材卸売りの中小企業に営業事務職として勤める、34歳OL白石 由香は、3週間前に職場の後輩で若手ホープの廣澤 哲也25歳に予想外の愛の告白を受けていた。返事保留にしたまま、彼がなぜ特別親しい訳でもなかった、ただの会社の先輩の自分
に恋愛感情を抱いてくれたのかも、自分の彼への気持にも白黒が出せず、時間ばかりが過ぎて行く。しかし、ある日トップセールスマンで廣澤の慕う先輩営業、松田が強引に廣澤を合コンに連れて行く。しかも後日、その合コン相手の一人で廣澤を気に入っている女の子が、とんでもない美人だということを知り、由香の心は複雑に揺れるが……!?
※前作『私が恋をしない言い訳』の続編です。出来れば前作をお読み頂いてから読んで頂いた方が、話の流れが分かりやすいかと思いますが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-26 22:13:54
25842文字
会話率:46%
地方の中小企業に事務職として勤める白石 由香は、悲惨な失恋が原因で前の職場を離れそれ以降恋愛から遠ざかっていた。出会いはあったものの、相手に恋人がいるから、会社の人だから、友達の元カレだから、と様々な言い訳をつけては恋に踏み出せないまま、
30代も半ばになり今では恋愛や結婚を考えず日々穏やかに過ごせることを幸せだと思うようになっていた。
しかし、ある日の会社の飲み会の帰りに、10近くも年下の営業社員、廣澤 哲也が会社の上司に新入社員の若い女子に送り狼をするなよ、と釘を刺すセリフを言われ「課長は俺が白石さんに送り狼するとは思わないんですかね?」と疑問を呈す。久々に異性として誰かに見られたことを驚きつつ、密かに廣澤への好感度を上げる由香。
何故かその飲み会をきっかけに廣澤と一緒に帰ったり、晩御飯を一緒にする機会が重なり始める。彼との交流が、凝り固まっていた由香の気持に変化を少しずつ与えて行くが……?
※年の差恋愛ですが、割と王道な展開だと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-23 13:34:39
23652文字
会話率:42%