__主よ、私はただ『聖女として』真面目にやってきたつもりでした。
神に仕え、人を癒やし、仲間を導く。
それが、聖女ミア・セレスタの使命……だったはず。
なのに、気づけば私の周りには__
・殴られて悦ぶ騎士団長
・匂いフェチに堕ちた大神
官
・赤ちゃん退行した獣人戦士
……などという、性癖が終わった男たちが集結していたのです。(今後も増えていきます)
戦いの最中に一発ぶん殴ったら快感を覚えられ、
熱を出した仲間の面倒を見ていたらママ認定され、
ただ経典を読んでいただけなのに、首筋の匂いで理性を失われた…?
「これって私のせいですか?」
もはや神に祈るより、先に彼らをどうにかしないと、私の理性が終わります。
これは、無自覚に性癖クラッシュを引き起こす
聖女ミア・セレスタの笑って泣いて祈りたくなる(?)
地獄コメディ懺悔録!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 19:50:13
4530文字
会話率:32%
ルースは勇者育成学校「ハイフォレスト」の新入生。
入学試験の順位から“最下位”(ワースト)と呼ばれ、周囲から侮られる。
またルースの入ったF学級は他にも落ちこぼれ生徒や難物の寄せ集めで、二百年前に魔王を討伐した本物の“勇者一行”(ブレ
イバーズ)の血を引く末裔が一人もいないことからも、他学級の物笑いの種にされていた。
「――だが、俺がこのクラスを勝たせよう」
ルースは真の実力を隠したまま、時にクラスメイトたちの長所をマッチングさせ、時に謀略を巡らせて暗躍し、影の参謀として「落ちこぼれ学級」を密かに操り、学級対抗試験を勝ち抜いていく。
ルースにとっては全く造作もないことだった。
なぜならば彼こそが二百年前、本物の“勇者一行”の一員として魔王を討ち、陰の立役者となった不死人なのだから!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-24 19:05:45
100021文字
会話率:30%
「――私はね、こんな世界大っ嫌いなんだ。だってさ、私たちのことを除け者にするんだよ?!こんなに可愛いのに!……まあ、今は案外こんな世界でも捨てたもんじゃないかなぁって思ったり。だからさ、ほら。私が貴女の勇者になるよ」
異装の少女が旅をする
。旅の紀行は光となって仲間を導く。
「これが私の、私たちの物語」
さあ行こう。明日の暁光を迎えるために――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-07 12:00:00
135138文字
会話率:51%