神話の時代に始まり、人間は数え切れない「キャラクター」を生み出し、そして自らそのキャラクターを装い、なろうとしてきた……。
この時代の人間の生き方は、コスプレをすること。割り当てられたキャラクターとして生きること。
その代わり、必ず自分のキ
ャラクターの決められたイベントは行わなくてはならない。
記憶を失った『ぼく』が目覚めたのはそんな仮面の世界だった。
『ぼく』は、この異様な世界で慣れないコスプレをしてなんとか生きていこうとするが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-31 22:43:30
67235文字
会話率:33%
あらすじ
東都新聞社会部記者の早見雄多郎はここ数ヶ月間に発生した連続無差別殺傷事件を追っていた。ある日の深夜、雄多郎は怪しい人物に遭遇し、倒れている二人の男女を見つける。男は心臓発作で死んでおりM中央署の長塚警部の話によれば男は狼男であり女
は仮面を着けたヒーローに助けられたと言うのだが女は泥酔していた為、信憑性はなかった。特ダネをサブデスクの大沢に改ざんされしおれる雄多郎を同僚のマリ子は励ました。同じ社会部に席を置く新井を訪ねて熊本から明日香が新聞社に来ており自分の兄の失踪に新井が関与していると言う。雄多郎と明日香は新井のマンションを訪ね、そこで人間ワニに変身した新井に襲われるが謎の仮面の男に救われる。雄多郎は明日香の兄、広二が働いていたユニバーサルエナジー社が事件の黒幕と確信し本社に単身乗り込むが逆に彼らの言う地球を浄化する人類獣人化計画により獣人にされかかるが、またもカガミと名乗る仮面の男に救われる。カガミによるとフェイズ2なる者の仕業と判明する。雄多郎はUE社の熊本研究所で行なわれる響木と名乗る社長のセミナーに参加する為、自分の故郷阿蘇に飛んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-23 11:12:10
158087文字
会話率:55%
OLの山本和美に芸能プロダクションの男が現れ女優の道を薦められる。契約書にサインした山本和美。女優としての研修先はなんと高級クラブであった。
最終更新:2009-12-18 14:28:32
738文字
会話率:42%