大学受験当日、珍しく積もった雪のせいで歩道橋で足を滑らせ死んでしまった春馬翔太(はるましょうた)は無駄にテンションの高い神さまによって異世界転生されてしまう。
特にずば抜けたステータスを持たない彼が手に入れたのは、転生チートにおいて最
も最強であろう力“催眠”。
これは、主人公らしからぬ主人公と他とはちょっとずれた異世界で、たった1つのチート能力とたくさんの仲間達とで異世界を冒険する“自称”王道異世界冒険ファンタジー。
孫でなければ息子でもない。大家族なんてもってのほか。成り上がりはするかもだけど、スマホはないし死に戻れない。ランクという概念がなければレベルアップも進化もしない。ダンジョンはあっても迷宮じゃない! そんな建国も仕事もスローライフもしない異世界で、クモにもスライムにも魔王にも賢者にもなれない一般人の彼が導きだした自分の道とは――――――
「この邪道な能力でこの世界を王道に生きてやるってんだああああっ!」
注意♪この物語の主人公は最強なようで最強でなかったりします。
ギリハーレム物ではありません。
作者の趣味のせいです。ごめんなさい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-10 19:00:00
96881文字
会話率:54%