在る者はこう言った――この物語は希望に満ち溢れた兄妹の話だと。
在る者はこう言った――この物語は絶望に呑まれた兄妹の話だと。
また在る者はこう言った――この物語には希望も絶望もない犯した罪の十字架の重みに嘆き苦しむ少年少女たちの後悔を
綴ったものだと。
"あなた"の目にはこの物語はどう映るのだろう――か。
※この作品は小説カキコでも書かれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-09 09:52:01
5420文字
会話率:17%
「記憶は肉体にのみ宿り、記憶の宿った肉体は自我を持つ」
2045年の日本、スマホの代わりにA-phoneと呼ばれる端末が普及。VR技術が発展し、世界の他世界解釈が証明された世界。
日本政府は個人の科学活動を推奨した。
そんな世界で生きる三人
の科学者の物語。
運命に挑む二人の科学者、運命に翻弄される一人の科学者。彼ら彼女らは長い世界線漂流の果てに一体何を見出すのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-02 16:13:53
4402文字
会話率:35%