私は職業婦人を目指して女学院卒業を目指していた。
縁談が来たら退学、断る言葉もなく結婚を強いられる貴族社会で縁談が来ないように努力する日々だった。
けれどわけもわからぬうちに無情にも決まってしまった縁談。
絶望したのも束の間、嫁ぎ先で差し出
された“契約書”はイメージとはかけ離れたソレだった。
人間嫌い(特に女性)な旦那様と超絶仕事人間な私の素敵な契約結婚ライフ。
働く女性と自由恋愛という夢を追いかける私に真の春は来るのか、来ないのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-09 00:25:00
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会話率:27%